おうちで中華 - 辣椒炒肉（青唐辛子と豚バラ肉の醤油炒め）

今日は、湖南料理の代表格・辣椒炒肉（青唐辛子と豚バラ肉の醤油炒め）。

湖南人の家庭ならこの料理を作らぬところなど一つもなく、湖南料理のレストランならこの料理を出さぬところは一つもない。そう言われるほど、湖南省では普遍的な料理だそうだ。

辣椒炒肉
làjiāo chǎo ròu

辣椒炒肉（青唐辛子と豚三枚肉の醤油炒め）

その名の通り、唐辛子（辣椒）と肉を炒めるだけの単純な料理だ。唐辛子は表面をしっかり焼き付けて「虎皮」状にし、種ごと炒めるのがポイント。

現地では螺絲椒という細長くて大きい青唐辛子を使う。生唐辛子を種ごと炒めるのだから激辛になると思いきや、それほど辛味が強い品種ではないので、じわじわと辛味が広がっていく感じだ。今回は、父が畑で作った甘長唐辛子を使った。そこそこ辛いのも混じっているので、ちょうどいい。

こんなやつ

たっぷりの油が生むコクと、甘さを伴った濃いめのこっくりした醤油味に辛味を乗せるのが湖南料理の特徴。その味はムチっとした豚バラ肉とパキッとした唐辛子のいずれにも合い、ものすごくご飯を呼ぶ。

夏場の今、最高に旨い料理なので、是非お試しいただきたい。