おうちで中華 - 白灼松柳菜(広東式おかひじきの湯引き)
今回は、意外な野菜の意外な食べ方をご紹介したい。白灼松柳菜(広東式おかひじきの湯引き)だ。
おかひじきの中国語名は、松柳菜。中国でおかひじきを食べるイメージはあまりなかったのだが、前回の中国生活(2015年~2019年)では、レストランでちょくちょく見かけるようになってきた。
中でも美味しいなと思った料理が、今回の白灼松柳菜。さっと湯がいた熱々シャキシャキのおかひじきにちょいと甘めの醤油ダレをかけることで、驚くほどたくさんの量をペロリと食べられるのだ。
白灼松柳菜
báizhuó sōngliǔcài
おひたしや酢の物で食べていた時とは、まるで別物の印象。おかひじき観が変わるといってもいい。
野菜を湯がいて醤油ダレをかける調理法は「白灼」といい、広東地方で広く親しまれている。僕も広州在住時に知って大層気に入り、日々の料理に活用しているのだが、おかひじきとの相性がこれほどいいとは思わなかった。
この料理に限った話ではないが、こうやって現地で食べた料理が自分の食卓の幅を広げてくれるのが、とても楽しい。
食べ歩きて時にこれを作る。またよろこばしからずや。
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