おうちで中華 - 紅焼猪手(豚足のとろとろ醤油煮込み)
ここ最近のレシピは「超簡単なのに旨い!」系の料理ばかりだったので、今回は少々手間はかかるけど「こんな中華料理も実はおうちで作れるよ」系の料理をご紹介したい。上海料理の紅焼猪手(豚足のとろとろ醤油煮込み)だ。
豚足料理という時点で一定数の人がサーッと引いていくのは分かっているのだが、一部の物好きな人に響くことを期待してレシピ化してみる。
紅焼猪手 红烧猪手
hóngshāo zhūshǒu
そもそも豚足というだけで引くなんて、もったいない話なのだ。トロトロになるまで煮込んだ豚足は、むっちょりしたゼラチン質に甘辛醤油味が染み込んで、骨までしゃぶりたくなる美味しさに化けるのだから。
こういう料理は、手で骨をつかみ、口の周りがテカテカになるのもいとわずに噛り付いて食べるのが、最も美味しい食べ方だ。
そのことが感覚的に分かる人は首を縦に振ってくれていることだろうが、実は「それはちょっと…」と思う人にこそオススメしたい気持ちがある。だって、外食ならともかく、家の中なら誰にも気兼ねしないでしょ?「豚足にむしゃぶりつく幸せ」を、あなたの幸せリストに加えてみて欲しい。
酒飲みの人は、これに紹興酒でも合わせてごらんなさい。豚足をしゃぶっては酒をすすり、酒をすすっては豚骨をしゃぶる無限コンボが始まること間違いなしだ。
もちろん、酒飲みじゃなくたって美味しい料理だ。4歳の我が子も嬉々として食べていたことをご報告しておこう。「子供に豚足?」という大人の先入観を排除して考えれば、甘辛醤油味が子供に受けないはずがないのだ。
時間はかかるが難しい技術は必要ないので、気軽にお試しあれ。
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