【無料公開中】おうちで中華 - 蝦仁炒蛋(海老の卵炒め)
たかが卵炒め、されど卵炒め。とにかく汎用性が高いので、このnoteでも頻繁に登場する卵炒めだが、合わせる食材次第ではご馳走になる。
それが、蝦仁炒蛋(海老の卵炒め)だ。
蝦仁炒蛋 虾仁炒蛋
xiārén chǎo dàn
下味を付けて軽く茹でた海老をふわっと炒めた卵と合わせるだけの簡単な料理だが、柔らかな卵の中でプリッと弾ける海老がたまらない。
卵は、外はふわふわで中はトロリ半熟に仕上げるのが好み。噛むほどに旨味がふくらみ、海老・卵それぞれの魅力が口の中に広がる。
こういう料理に過剰な味付けは不要。シンプルに素材を味わいたい。シンプルイズベストなご馳走で、ぐいーっとあおる昼ビールが旨い。
冷凍のブラックタイガーなどで作っても十分旨いので、お気軽に。殻を剥いて背ワタも取ってあるやつなら、本当に気楽だ。簡単な割に家族受けもいいので、覚えておくと重宝すること請け合い。
用料(材料)
・むき海老…10~12個
・卵…3個
・炒め油…大さじ1
・塩…適量(ひとつまみ~お好みで)
下 味:塩…ひとつまみ
紹興酒…大さじ1/2
片栗粉…大さじ1
油…小さじ1
做法(手順)
1)下準備をする
・海老は背ワタを取り、背中に切り込みを入れる。
塩小さじ1/2と片栗粉大さじ2(いずれも分量外)を揉み込む。
水で揉み洗いし、水気をふき取る。
海老に塩と紹興酒を揉み込み、更に片栗粉、油の順で揉み込む。
・ボウルに卵を割り入れ、塩少々(分量外)を入れてよく溶く。
2)茹でる
・鍋に湯を沸かし、弱中火にして海老を1分ほど茹でて、ざるに上げる。
3)炒める
・中華鍋を強火で熱して炒め油を馴染ませたら、卵を注ぎ入れる。
・大きくふんわりと炒め、卵が半熟のうちに海老を入れる。
・焦げ目をつけないようふんわり炒めたら、塩で味を調える。
温馨提示(アドバイス)
以下、補足。
・海老の下処理はちゃんとしよう
日本だと冷凍海老を使うことが多いと思う。下処理で臭味を取ろう。
・下茹でもちゃんとしよう
あらかじめ均一に火を通しておくと、上手く仕上がる。茹で過ぎは禁物。
・下茹では片栗粉がポイント
ちぢみを抑え、旨味を逃さぬ効果があるらしい。茹でるとお湯が白濁するので旨味が逃げてる気はしちゃうんだけど(笑)。本当はお店だと油通しするところだが、そこまでやってられないよね。。
・卵はふわトロで仕上げるのがオススメ
卵のトロリとした部分が海老と卵をガシッと結び合わせてくれる。
大功告成(できあがり)!
ふわふわ卵とプリプリ海老を一緒に頬張ろう!
<2024年5月>
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