誰かからの恵み

11月7日の立冬の日。
畑に行くと、久しぶりに除草作業が行われて、辺りがすっきりと綺麗になっていました。
畑の後方に石垣があるのですが、先日までは隙間から草が生え、そこに毛虫が大発生して垂れ下がっていたんです。
さすがに石垣の草刈りは自分ではできなかったので、とても有難いと思いつつも、草や小枝等が大量に野菜の上に飛び散っていました。
念のため、畑をぐるりと回って点検すると、一番後ろの畝の裏にボーリング玉大の何かが置かれていました。

カボチャ！？
私はカボチャを育てておらず、「何故に私の畑に？」と思ったのですが、すぐにあることを思い出しました。
私の畑の場所に行くのにいくつかの道があるのですが、よく使うのが先程の石垣の上にある道なんです。
そして、その道も結構わっさりと草が生い茂っていたのですが、1ヶ所だけカボチャの葉が広がっているところがあり、「自然になったのかな？」、「こんだけ広がっているなら実もどこかにできているんだろうな」と、通るたびにそんなことを思っていました。
絶対にそれだ！！
まさかその実が私の畑に出現するとは！！

私の推測では、除草作業をされていた方が誰かが育てていたものと思い、カボチャ発見現場近くの畑に置いていかれたものと思うのですが…
って人が好過ぎかしら？
単に除草作業の邪魔で私の畑に避けただけかもしません（笑）
どうしたもんだろう…
私のではないんだけど、きっと両隣のものでもない。
そんな訳で「誰かの恵み」、いや「神の恵み」と思って有難くいただくことにしました。
でも、めっちゃゴツゴツしてるし、品種もわからない。
そもそも食べられるのでしょうか。
少しばかり不安ではありますが、1ヶ月程熟成させてみようと思います。