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【第二弾】映画好きママが選ぶ『子どもにオススメする映画10選』

前回の記事で、子どもにオススメの映画を7つご紹介した。
定番もありながら、是非子育てパパママに知ってほしい、わたしの大好きな映画たちを集めたつもりだ。

今回は、まだまだ子どもと観たい、子どもに観せたいオススメの映画があるので、そのご紹介と、『子どもに映画を観せるときのコツ』も合わせて書いていく。

『子どもが興味を持たなかったらどうしたらいいの?』
『どんなタイミングで観せたらいいの?』

という疑問にお答えしたい。

まずは、オススメの映画を10本紹介していく。


子どもにオススメの映画10選


ファミリーゲーム(1998)127分

ホームアローンの女の子版みたいなイメージ

カリフォルニアに住むハリー・パーカーと、ロンドンに住むアニー・パーカー(リンゼイ・ローハン/一人二役)は生まれてすぐに離れ離れになってしまった双子。そんな2人が夏のキャンプで偶然再会する。2人は入れ替わって両親(デニス・クエイド、ナターシャ・リチャードソン)を復縁させ、夢にまで見た“家族”になろうと計画する。

https://filmarks.com/movies/35865

主役の女の子(リンジー・ローハン)が、一人二役に挑戦した今作。まるでホームアローンのようにいたずらしまくるのは、やりすぎ感もあるが、痛快でもあり。子どもが主人公の映画って、やっぱり子どもは好きだよね。

インディージョーンズ/魔宮の伝説(1984)118分

インディ・ジョーンズシリーズの中で、これが一番面白いと思っている。

「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」には、かつてないスリルと興奮に満ちた体験が満載だ。インディ・ジョーンズと相棒のショート・ラウンド、ナイトクラブ歌手のウィリー・スコットは、ヒマラヤ山脈上空の飛行機アクションから、インドの要塞のような鉱山を駆け抜ける、手に汗握るトロッコ・チェイスまで、数々の冒険へと飛び込んでいく!

https://filmarks.com/movies/1899

不気味なシーンが出てくるので(目玉のスープや、大量のサソリ)、それに耐えられる子ならオススメ。小学校中学年以上かな。ぞくぞくするようなシーンが多く、これぞ『冒険』!というストーリーにわくわくすること間違いなし。現代では、最新技術を使って、よりスペクタクルな冒険活劇が映像で観れるようになったが、1980年代のこの映画は、いい意味でアナログで現実感があり個人的には好みだ。

ファンタジア2000(2000)75分


映像と音楽のドッキングに驚かされる

ファンタジアは、映画・・・とは言えないかもしれないが、とてもオススメなのでご紹介する。

ウォルト・ディズニーの「ファンタジア」にインスパイアされ、クラシックの名曲と最新のアニメーション技法をクリエイティブに組み合わせた続編。新たな7作品と、最新のデジタル技術によって甦ったミッキーマウスの「魔法使いの弟子」の全8作品。クジラの大群がダイナミックに大空を飛ぶ「ローマの松」。フラミンゴの群れが1羽の厄介者を説得しようとして騒動になる「動物の謝肉祭」。ノアの指示を受けたドナルドが、動物たちを箱舟に乗せる「威風堂々」。1930年代、4人のニューヨーカーが、憂鬱な毎日から抜け出そうともがく「ラプソディ・イン・ブルー」。最新技術を駆使して、ディズニーならではの伝統的なアニメーションと現代的な感覚を融合。目と耳と心で楽しめる作品。

https://filmarks.com/movies/54345

クラシック音楽が8作品収録されており、それぞれにディズニーが手掛ける映像があてられている。この中で、これだけは観てほしい!と思うのは、「のだめカンタービレ」でも流れて有名な、『ラプソディ・イン・ブルー』だ。ニューヨークを舞台に、様々な立場の4人の群像劇が描かれる。思わず『お見事!!』と言いたくなるような、メロディと映像との融合に驚かされること間違いなし。子どものクラシック入門にももってこい。

スクールオブロック(2003)110分


観たら誰もがジャック・ブラックのファンになってしまう

破天荒なロッカー教師をジャック・ブラックが演じるコメディ作品。ロックバンドをクビになったデューイは、親友になりすまして小学校の代用教師になるが、生徒たちの演奏を聞き、バンド・コンテストに出場することを思いつく。

https://filmarks.com/movies/32336

小学校が舞台なので、子どももとっつきやすい。ひょんなことから小学校の臨時教師になってしまった主人公が、ロックな精神を子どもたちに伝えていくコメディ。こんな先生がいたら楽しいだろうな!と思うし、もっと自分を表現してもいいんだ!と勇気をくれる
『天使にラブソングを』の小学校バージョンといった感じ。元気になれるストーリー。

ロボジー(2012)111分


邦画にも名作あり


『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『ハッピーフライト』の矢口史靖監督、待望の最新作!奇想天外、制御不能の爆笑エンターテインメント!笑とドキドキと感動と・・・ロボットが止まらない!? 家電メーカーの窓際写真3人組が、社長命令で開発させられた二足歩行ロボット“ニュー潮風”。しかし、発表の場であるロボット博直前に大破!「このままではクビになる!」その場しのぎで、73歳のおじいちゃんを中に入れて出場するが・・・!?

https://filmarks.com/movies/13016

家電メーカーで、二足歩行のロボットを作れと命令されたのに、うまいことできなかったから、おじいちゃんを中に入れてロボットのフリをさせるなんて、そんな無茶な~~って思うけど、案外うまくいっちゃってどうしよう、という話。
話が比較的わかりやすいので、小学生でも十分楽しめる。

少林サッカー(2001)112分


懐かしい方も多いのでは?

サッカーのスター選手・ファンは、八百長試合で観客の怒りを買い、脚を折られてしまう。20年後、雑用係にまで落ちぶれた彼は、少林拳を信奉するシンと出会う。サッカーボールで不良を退治するシンの超人的脚力を目撃したファンは、彼にサッカーを教え始める。

https://filmarks.com/movies/23304

まるでジャンプ漫画のようなストーリーで、主人公を応援せずにはいられなくなる。アツくて、強くて、それだけで男子は大喜び。この話、ヒロインもまたかっこいいので、女子も感情移入して夢中になれる。

ナイトミュージアム(2006)108分


夜の博物館ってなんでこんなにわくわくするんだろう

ショーン・レヴィ監督、ベン・スティラー主演の大ヒット作。バツイチ失業中のラリーが就職したのは夜に展示物が動く自然史博物館の夜警。展示物をかわしながらある怪しい計画を阻止できるか描くアクション・アドベンチャー。

https://filmarks.com/movies/12785

これは全子どもが好きな映画に間違いない。夜の博物館の警備の仕事をすることになった主人公。夜になり、自分勝手に行動し始めた展示物たちに散々振り回される物語。大人としては、メリーポピンズのディック・ヴァン・ダイクが出てくるのが胸アツ。マニアックすぎるかな?

ミクロキッズ(1989)93分

小さくなるのはみんなの憧れ

リック・モラニスが演じるのは開発に没頭する発明家。現在は電磁物体縮小マシンを開発中だが、どうもうまく動かない。そんなある日マシンが偶然作動し、子供たちが身長6ミリに縮められてしまった。ゴミと一緒に捨てられた子供たちの冒険が今始まる。ジャングルと化した裏庭を突き進む子供たちを待ち構えるのは大洪水のスプリンクラー、空から襲撃するハチ、暴走する芝刈り機、そして…!彼らは次々に襲いかかる危険から逃げ切り、無事家にたどり着くことができるのだろうか?

https://filmarks.com/movies/31562

これも1980年代の映画なんだけど、子どもたちって意外と、古い映画に抵抗がないもので、
この年代の映画って今でいう最新技術がなくても、ストーリーも演出も素晴らしい物が多いから是非たくさん観せてあげてほしい。
小さくなると、庭の端から家の玄関までが大冒険になってしまうのなんて、「なるほどなぁ」と思ってしまう。想像が膨らむのが楽しい作品。

ポーラーエクスプレス(2004)100分


実写に限りなく近いアニメ

トム・ハンクス主演、ロバート・ゼメキス監督によるクリスマス・ムービー。サンタクロースを信じられなくなった少年の前に現れた謎の機関車「ポーラー・エクスプレス」。その汽車を通した冒険を描いていく物語。

https://filmarks.com/movies/24252

「サンタクロースって本当にいるの?」と疑問を持ち始めた子どもたちに観てもらいたい映画。夢があって、少しいじわるで、どきどきする作品。
もちろん吹き替えも良いのだが、ポーラー・エクスプレスの車掌の声をトム・ハンクスがやっているので、字幕で観るのもオススメだ。


Dr.STONE (2019)

最後10作品目は、映画じゃなかった。

全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年--。超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚めた。文明が滅んだ石の世界(ストーンワールド)を前に、千空は、科学の力で世界を取り戻すことを決意。時を同じくしてよみがえった、体力自慢の幼馴染・大木大樹はじめ、仲間たちと、ゼロから文明を作り出していく--石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がる!前代未聞のクラフト冒険譚(アドベンチャー)、ここに開幕!

https://filmarks.com/animes/362/538

映画じゃなくて、しかも実写でもなくてすみません。どうしてもオススメしたいこの作品は、Dr.STONEというアニメだ。人類が石化されるという異常事態から始まるこの物語は、一人の科学少年が3000年後に蘇ったところから話が始まる。石器時代のように後退してしまった文明を、科学の力で一から現代文明まで取り戻していく壮大な物語だ。
何もないところから、石器や火薬を作ったり、抗生物質を作ったり、ガラスを作ったり・・・その流れの中で科学の面白さを感じられる。理系っ子も文系っ子も楽しめるオススメのアニメだ。

映画を観せるときのコツ

さて、ここまで紹介してきて、
『子どもが興味を持たなかったらどうしたらいいの?』
『どんなタイミングで観せたらいいの?』
という疑問が出てくるだろう。

ここからは、わたしなりに実践している映画を観せるときのコツをご紹介したい。

🔘意気込んで見せない

まず、せっかくいい映画を見つけたんだから、一緒に観よう!という気持ちにはなるが、あまり意気込みすぎてはいけない。期待が高まりすぎると、スロースタートする映画だった場合、開始15分くらいで「つまんない」となってしまうからだ。せっかくここから面白くなるのに!と思っても、そこから見続けるのは難しい。
意気込まずに、まぁハマらなくてもいいや、という気持ちで観せるくらいが一番いい。子どもがハマらなければ、大人が楽しんじゃえばいいだけの話。

🔘途中まで見ても、乗り気じゃなさそうだったら、潔くやめる

子どもも一人の人間だから、趣味に合わないということも当然ある。わたしも、映画好きを豪語しておきながら、今一つアクションには食指が伸びない。子どもにとっても好き嫌いはあるだろう。
そういう場合は、「あら、これは趣味じゃなかったのね。また今度違うの観ようか。」と潔くやめることが大事だ。これを、「もうちょっと観てみようよ」と言って観させると、映画自体を好きでなくなってしまうこともあるからだ。
映画はあくまでも趣味。楽しく観れるものを観ればいいのだ。

🔘また忘れた頃に観せてみる

とはいえ、親としては、子どもに是非とも観せたい映画があるだろう。思い出の映画。人生観が変わった映画。最高に面白い映画。そういうものは、また忘れた頃に観せてみるのも手だ。

うちの場合は、ジム・キャリー主演の「マスク」がそれだった。「映画ってこんなに面白いの!?」と思わせてもらった大好きな映画。子どもにも同じように楽しんでほしい。しかし子どもたちに観せるも、なーんかいまいち。潔く途中で諦めた。そして数年後にもう一度一緒に観てみたら、今度は喜んで観たのだ。
子どもの心の発達段階にぴったりと合う時期を待つのも、大事なことだと思った。


さて、2回にわたり、子どもにオススメの映画紹介をしてきたが、参考になることはあっただろうか。みなさんの映画ライフが充実したものになりますように。

第一弾はこちら↓


落語もいいよね↓


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