【第二弾】映画好きママが選ぶ『子どもにオススメする映画10選』
前回の記事で、子どもにオススメの映画を7つご紹介した。
定番もありながら、是非子育てパパママに知ってほしい、わたしの大好きな映画たちを集めたつもりだ。
今回は、まだまだ子どもと観たい、子どもに観せたいオススメの映画があるので、そのご紹介と、『子どもに映画を観せるときのコツ』も合わせて書いていく。
『子どもが興味を持たなかったらどうしたらいいの?』
『どんなタイミングで観せたらいいの?』
という疑問にお答えしたい。
まずは、オススメの映画を10本紹介していく。
子どもにオススメの映画10選
ファミリーゲーム(1998)127分
主役の女の子(リンジー・ローハン)が、一人二役に挑戦した今作。まるでホームアローンのようにいたずらしまくるのは、やりすぎ感もあるが、痛快でもあり。子どもが主人公の映画って、やっぱり子どもは好きだよね。
インディージョーンズ/魔宮の伝説(1984)118分
不気味なシーンが出てくるので(目玉のスープや、大量のサソリ)、それに耐えられる子ならオススメ。小学校中学年以上かな。ぞくぞくするようなシーンが多く、これぞ『冒険』!というストーリーにわくわくすること間違いなし。現代では、最新技術を使って、よりスペクタクルな冒険活劇が映像で観れるようになったが、1980年代のこの映画は、いい意味でアナログで現実感があり個人的には好みだ。
ファンタジア2000(2000)75分
ファンタジアは、映画・・・とは言えないかもしれないが、とてもオススメなのでご紹介する。
クラシック音楽が8作品収録されており、それぞれにディズニーが手掛ける映像があてられている。この中で、これだけは観てほしい!と思うのは、「のだめカンタービレ」でも流れて有名な、『ラプソディ・イン・ブルー』だ。ニューヨークを舞台に、様々な立場の4人の群像劇が描かれる。思わず『お見事!!』と言いたくなるような、メロディと映像との融合に驚かされること間違いなし。子どものクラシック入門にももってこい。
スクールオブロック(2003)110分
小学校が舞台なので、子どももとっつきやすい。ひょんなことから小学校の臨時教師になってしまった主人公が、ロックな精神を子どもたちに伝えていくコメディ。こんな先生がいたら楽しいだろうな!と思うし、もっと自分を表現してもいいんだ!と勇気をくれる。
『天使にラブソングを』の小学校バージョンといった感じ。元気になれるストーリー。
ロボジー(2012)111分
家電メーカーで、二足歩行のロボットを作れと命令されたのに、うまいことできなかったから、おじいちゃんを中に入れてロボットのフリをさせるなんて、そんな無茶な~~って思うけど、案外うまくいっちゃってどうしよう、という話。
話が比較的わかりやすいので、小学生でも十分楽しめる。
少林サッカー(2001)112分
まるでジャンプ漫画のようなストーリーで、主人公を応援せずにはいられなくなる。アツくて、強くて、それだけで男子は大喜び。この話、ヒロインもまたかっこいいので、女子も感情移入して夢中になれる。
ナイトミュージアム(2006)108分
これは全子どもが好きな映画に間違いない。夜の博物館の警備の仕事をすることになった主人公。夜になり、自分勝手に行動し始めた展示物たちに散々振り回される物語。大人としては、メリーポピンズのディック・ヴァン・ダイクが出てくるのが胸アツ。マニアックすぎるかな?
ミクロキッズ(1989)93分
これも1980年代の映画なんだけど、子どもたちって意外と、古い映画に抵抗がないもので、
この年代の映画って今でいう最新技術がなくても、ストーリーも演出も素晴らしい物が多いから是非たくさん観せてあげてほしい。
小さくなると、庭の端から家の玄関までが大冒険になってしまうのなんて、「なるほどなぁ」と思ってしまう。想像が膨らむのが楽しい作品。
ポーラーエクスプレス(2004)100分
「サンタクロースって本当にいるの?」と疑問を持ち始めた子どもたちに観てもらいたい映画。夢があって、少しいじわるで、どきどきする作品。
もちろん吹き替えも良いのだが、ポーラー・エクスプレスの車掌の声をトム・ハンクスがやっているので、字幕で観るのもオススメだ。
Dr.STONE (2019)
映画じゃなくて、しかも実写でもなくてすみません。どうしてもオススメしたいこの作品は、Dr.STONEというアニメだ。人類が石化されるという異常事態から始まるこの物語は、一人の科学少年が3000年後に蘇ったところから話が始まる。石器時代のように後退してしまった文明を、科学の力で一から現代文明まで取り戻していく壮大な物語だ。
何もないところから、石器や火薬を作ったり、抗生物質を作ったり、ガラスを作ったり・・・その流れの中で科学の面白さを感じられる。理系っ子も文系っ子も楽しめるオススメのアニメだ。
映画を観せるときのコツ
さて、ここまで紹介してきて、
『子どもが興味を持たなかったらどうしたらいいの?』
『どんなタイミングで観せたらいいの?』
という疑問が出てくるだろう。
ここからは、わたしなりに実践している映画を観せるときのコツをご紹介したい。
🔘意気込んで見せない
まず、せっかくいい映画を見つけたんだから、一緒に観よう!という気持ちにはなるが、あまり意気込みすぎてはいけない。期待が高まりすぎると、スロースタートする映画だった場合、開始15分くらいで「つまんない」となってしまうからだ。せっかくここから面白くなるのに!と思っても、そこから見続けるのは難しい。
意気込まずに、まぁハマらなくてもいいや、という気持ちで観せるくらいが一番いい。子どもがハマらなければ、大人が楽しんじゃえばいいだけの話。
🔘途中まで見ても、乗り気じゃなさそうだったら、潔くやめる
子どもも一人の人間だから、趣味に合わないということも当然ある。わたしも、映画好きを豪語しておきながら、今一つアクションには食指が伸びない。子どもにとっても好き嫌いはあるだろう。
そういう場合は、「あら、これは趣味じゃなかったのね。また今度違うの観ようか。」と潔くやめることが大事だ。これを、「もうちょっと観てみようよ」と言って観させると、映画自体を好きでなくなってしまうこともあるからだ。
映画はあくまでも趣味。楽しく観れるものを観ればいいのだ。
🔘また忘れた頃に観せてみる
とはいえ、親としては、子どもに是非とも観せたい映画があるだろう。思い出の映画。人生観が変わった映画。最高に面白い映画。そういうものは、また忘れた頃に観せてみるのも手だ。
うちの場合は、ジム・キャリー主演の「マスク」がそれだった。「映画ってこんなに面白いの!?」と思わせてもらった大好きな映画。子どもにも同じように楽しんでほしい。しかし子どもたちに観せるも、なーんかいまいち。潔く途中で諦めた。そして数年後にもう一度一緒に観てみたら、今度は喜んで観たのだ。
子どもの心の発達段階にぴったりと合う時期を待つのも、大事なことだと思った。
さて、2回にわたり、子どもにオススメの映画紹介をしてきたが、参考になることはあっただろうか。みなさんの映画ライフが充実したものになりますように。
第一弾はこちら↓
落語もいいよね↓