見出し画像

直感が冴えわたるとき


今日はなんとなくいい1日だったから、
日記に書き留めておこう〜

とりあえず文字を書きたい気分だ〜

と思っていざノートを広げてみても
なんにも書くことがない。

あれ?ぜんぜんペンが進まない。
しばらく1日を振り返ってみる。

振り返ってみればいろいろあるんだけど、
ノートを前にしてみると書くほどでもない。
そんなことが時々ある。


頭の中がとっ散らかってる時、
何かひらめいた時、
いろんな感情が交差してる時は、
決まってペンが進む。

1日8行という枠に収まりきらないほど
ペンが止まらない日もある。

書きながら、自分が何を思っているか、
どう進んでいきたいかが、
はっきりしていく瞬間が好きだ。

考えるよりまず行動、
行動してからひらめくことはたくさんだ。


最近、これだと思う選択を見つけられた。

夫婦で30歳までに地方でお店を出したい。
30歳までまだあるからって言い訳して、
あえて漠然とさせていた。

料理人の夫は本気だ。
そしていざ現実が近づいて来ると、
高卒から一筋の公務員を辞めないといけない。
子どもができたらどうしよう。
いっそのこと子どもいないほうがお店出せる?
貯金ももっとしないと。

はたして私は、
安定を手放すだけでなく、リスクを背負い、
子どもを望まない選択をしてまで、起業したい?
なんて、常日頃ぼんやり考えていた。


そんなモヤモヤ雲を追い払ったキッカケが、
先日とある街へ旅行に行ったこと。

直感で、お店を出すならここだという街があり、
実際に夫と偵察に行ってみることにした。

そこで思わぬ人と出会い、繋がり、
頭の中だけでぼんやりとしていた夢が
一気に現実味を帯びてきたような感覚があった。

そして旅行から帰って数日、
とつぜん心が決まったというわけだ。


どうなるかはわからない。
だけど、こうしたいと思える道が見えた、
それは私にとって大きな一歩だった。

行動してからすぐにひらめくとは限らないし、
人から掛けられた言葉が、いつのタイミングで蘇るかも予想できない。

だからこそ、いろんなものを実際にこの目で見て、感じて、自分の信頼できる人の声を聞くことは大事なんだ。


いいなと思ったら応援しよう!