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私が介護のネタを書かない理由
おはようございます、ちはるです。
昨日はこんな記事を書きました。
この記事で書いたことと重複するのですが、今日は私が介護のネタをあまり発信しない理由について書きたいと思います。
介護のネタを書くことはできる
私は福祉の業界で15年働き、これまで約800人の高齢者・要介護者に携わってきました。
なので、介護の話(例えば、認知症の○○のような症状にどう対応するか?オムツを利用し始めるタイミングや方法は?デイサービスを選ぶときのポイントは?など)はいくらでも書けます。
それが本業で、毎日そういう相談を受け、対応していますので。
介護者ではなく支援者に見てもらいたい
でも、それだと私の発信を見てくれるターゲットは「介護者(家族などの介護を担っている人)」がメインになってしまいますよね。
(あるいは、「介護者の相談にどう答えるか悩んでいる支援者(ケアマネ)」も読んでくれるかもしれませんが。)
私が主に情報を届けたい、繋がりたい相手はそこではなくて、あくまでも支援者側(ケアマネ)なので、介護情報はあまり書いていません。
書くとしても、ケアマネとしての仕事のスタンスを表すために書いています。
これらの記事がそうですね。
(もちろん、繋がって下さっている介護者の方もいて、それは嬉しいです。私も介護者の方の発信を見て勉強になりますし、そういう方に向けた情報もたまに発信しています。)
支援者に向けて書くとしても内容は選ぶ
また、支援者側に向けて書くとしても、制度の話などはあまり書いていません(例えば、4月からの介護保険の制度改正のことなど)。
それは、責任を持って正確に書こうとすると手間がかかりますし、その手間の割にはニーズがあまりないから。いちケアマネの個人的な発信から情報収集する人はいないだろうと思っています。
私自身も、制度等の実務に必要な情報は、厚生省や各市町村から出ている正確な情報を参考にします。ネット上で誰が書いているか分からない情報で仕事はしません。介護保険法は市町村によって解釈が異なる部分も多いですしね。
「自分が仕事をしている地域ではこんなローカルルールがある」「この地域では社会資源としてこんなインフォーマルサービスがある」「認知症カフェがこんなふうに運営されている」というようなことは情報として発信してもいいかもしれませんが、「今回の4月改正ではターミナル加算の要件が○○のように変わって…」というようなまとめは、私は書かないということです。
まとめ
情報発信をしていく上で、ターゲットを絞って明確にすることは大切だと思います。
どんな人に向けて発信していくのかによって、どんな内容を書いていくかも変わってきます。
ターゲットが広いと発信がブレますし、結局誰にも刺さらないですよね。
(こう言っていても、私もできていないことはあるのですが…。)
前回の記事でも書いた通り、自分の記録・雑記として書いているという方はそれで全く問題ないと思いますし、そういう発信を否定するわけではありません。
でも、自分がどういう意図で発信するか、どんな人をターゲットにするか、というスタンスがあった方が、発信活動が楽しいですし、繋がりたい人と繋がることができると思っています。
何か参考になることがあれば嬉しいです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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