ほめる方法の基本4つとは
4つのほめる方法の基本とは
行動を科学的に見たときに、ほめる方法の基本は次の4つです。
①即時性、②明示性、③具体性、④多様性
①~④それぞれについて簡潔に書きます。
①即時性について
とにかくすぐにほめることです。
すぐに反応が戻ってくることは、とても脳が気持ちいいです。
※『体罰』や『脅す』という行為を行う人がいるのは、すぐに対象の行動を制御できるようになるためだと考えられます。
ギャンブルや薬物も即時性の効果があるため、行動が強化されやすいのだと考えられます。
②明示性について
相手に伝わるようにほめるということです。
※ほめたつもりでは意味がありません。
※言葉よりも態度が重要です。
言葉よりも表情の方が相手には伝わります。
③具体性について
何がターゲットになっているかを明らかにするということです。
※ターゲットが明確でないと、意図しない行動が増えてしまいます。
④多様性について
いろいろな方法でほめるということです。
一つのほめ方だと『飽和』を起こしてしまいます。
『飽和』を起こすとは、ほめることの効果が激減してしまうということです。
※子どもにとって反応が違うというのは当然のことなんだと、こちらが認識していることです。
今回は、ほめる方法についてでした。
少しでも気づきがあればうれしいです。
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