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職業としての”MEGUMI” を通し 考えること


昨年来
美容面での活躍が目覚ましい MEGUMI さんですが


彼女が進む その先を
見てみたいと思っています。




今記事を書くにあたり、過去の活動を追ってみると

歌を目指すところから始まり、ビジュアルの方に逸れ

その後はフリーペーパーの発行・子ども服のセレクトショップ経営
カフェの運営・ブルーリボン賞助演女優賞の受賞
コンテンツスタジオのプロデューサーに就任などを経て

現在は演技・経営・プロデュース・美容関連等が
主な活動とされています。

能動的に生きるため、5年後、10年後の自分の理想の姿や、今年の目標と課題、月ごとのタスクなどを細かく書いた「人生の事業計画書」を作り、マネジャーと共有している

https://mainichikirei.jp/article/20220812dog00m100013000c.html

以前こう話してもいたけれど、彼女は初めからその時々のビジョンを持ち
都度修正しながら今に至ったのでしょう。


マルチに活躍するMEGUMIさんが経営するカフェのパンケーキやお香を描き、説明も付けたイラスト画像

コスメ以前に手掛けているカフェでは
心身の改善が図れそうなメニューを揃え

地産地消で サステナビリティな食材選びをしているそう





いつかは覚えていない頃から、ずっとではありますが
描くようになったのと同時期に、社会問題への関心が より高まった事もあり

「美しさ」というものを、私は更に考えるようになりました。



「美」を謳い、利潤に重きを置く資本経済は

コスメよろしく劣等感を覆い隠すものを塗り込み、浸透させ
そこからまた流布される構図に見えます。



「自分磨き」という言葉も、表層の変化を図る事を指し
そこからメンタルの向上も語られがちだけれど

本質的なアプローチにはならないし


医療機関以外が脱毛を行うのは、医師法第17条により医師法に違反するとは知らないまま、相当数の人が美容医療で施術していたりと


まわりに倣う日本人の特性であっても
諸々流されすぎに思えてなりません。




かつてEXITの番組で、兼近さんが大久保さんの見た目を
「お笑いの道に進んで、そういうものだとまわりが言っていたから、初めてそう認識した」と話し

りんたろー。さんが「キレイもそうだよね」と言い添えて

「そう、美しいものもそう。後から全部」と続け、「認知的なものかも」「刷り込みをされた」と決定的な言葉も放っていました。


この時は大久保さんが先に
「ルッキズムなどコンプライアンスを気にするのはわかるけど あまりにも言えない雰囲気に気持ち悪い時がある」という事を悩みとして出していたので最終的には制作側が「個々で見極めよう」と閉めていましたが

「外見至上主義」
兼近さんがぼそっとつぶやいた この漢字六文字の方じゃないと
美しいとされるものから派生する問題は、日本人に響かない気がします。



海外の貧困地域で見出された女の子が、モデルとして脚光を浴びるのを
シンデレラストーリーとして採り上げるのも 違うと思うし

エシカルだサスティナブルだと企業が動いても、本質は何も変わらず

個々人が”綺麗のため”にかける環境への負荷も
そう変わるものではなさそう。



また、逆方向の副作用的に
極端な肥満状態まで ぽっちゃりとかプラスサイズと言い換え続ければ

まず本人の健康リスクが高まり
長く解決策が見出せない摂食問題にも関わってきて

病気に至り健康保険を使えば、逼迫している健康保険組合を
より深刻な状況に追い込むかもしれないし

それは美容医療にも通ずる事だと思うのです。



取り巻く環境や取り込む情報によって、人の考えが構築されていく中に
資本経済が踏み込み、アルゴリズムが加われば

一つの流れを強める事もでき
大きな儲けに繋げやすい構造にもなった。


そしてそれは残念ながら、あまり望ましい方には働かないらしく
ESG投資も失速気味とささやかれ、「ブーム」とさえ言われる始末。


印象操作なんかされたくないし、そうなった社会はゾンビみたいだし
なかばそうなってる感じもぬぐえません。






MEGUMIさんと成田さんの対談の中で
「肌を気にしないでいるためにはどうすれば」という成田さんの問い掛けに

MEGUMI さんは一拍考えたあと

「田舎に行くしかない」「この国の男の人はロリコンが多い」「若い人がいいという価値観・まわりの評価・概念」「日本の男性が若さを重視しなければ」と答え、その後

成田「2~30年経って美容を気にしないグルとして、次のチャプターに」
MEGUMI「タバコ吸って揚げ物食べて それはそれで幸せって言えたらいいですよね」と、別の気持ちも漏れ出たようです。



対談動画にあったコメント
「めぐみさんはたまたま他人の目を気にすればするほど市場価値が上がる人だったわけですが、その他多くの人にとってはあまり気にしない方が多幸感につながる場合があるのかもしれません」には、
そこそこの数の高評価が付いていて

この状況でも、世の中の人は自身を健全に保てる術を探し当てているんだと
希望が見える気がしました。



MEGUMIさんはこの場では、男性に非があるように答え
同じように考える人は一定数いそうだけど

このところジェンダーに関係なく見られるメイクに
根は社会にある事がよく表れているでしょう。



社会による定義の押し付けは様々で、
自由を謳って、その実縛るような事がなくなるよう
MEGUMIさんの行先に期待したいし

そしてそれは誰もが関わり
誰もが力となれるものだと思います。


マルチに活躍するMEGUMIさんを描いたイラスト

「美容を気にしないグルとして、次のチャプターに」

成田さんが言うほど先ではなく できるだけ近い将来に






彼女について私は
かつてのグラビアから、キレのある話ができるタレントさんとなったような認識しかなかったので


下世話な感じで申し訳ないのですが、トーク番組やCMなどで見かけなくなって、離婚とその理由を知った時

なんとも言えないやるせなさや
一方的に社会の仕組みと思った事から憤りを覚え


その後しばらくして美容系で躍り出た時
お子さんもいる事だし、まずは経済的な安定が図れたようで良かったと思い


2か月くらい前だったか、以前と同じ企業へのCM出演を目にして
色んな思いが交錯しましたし
新たなCM出演もあったりで、他人事ながら何だかほっとしています。



そこからよく知らない事に言及するのもどうかとは思うけれど
そうすると何も綴れなくなるので、続けさせてもらえば

離婚で非があると思われる側が、しばらくは静かでも
いつの間にか また、もてはやされているような風潮に感じていましたが


それは、基本的には社会にもたらす力の違いによるもので
結果的に優位なジェンダー性が表れやすいという事でしょうから

引き合いにして大変申し訳ないのですが
その後の低姿勢な矢口さんの言動や

非があるとされていた男性側でも、その後の社会的に大きな意味を持つ活動を見るに、都度 非難するだけで終える話ではないと思うのです。




マルチタレントMEGUMIさんと手掛けるコスメ・カフェのパンケーキや販売しているお香などを描いたイラスト

― MEGUMI ―  by chiffon 2024


実は彼女らしさがあると思って描いた一度目のアングルは
かなり粘っても一向に近付く事はなく、この記事自体諦めようかと迷った末
ごく短時間でもし描ければと腹を括ったら
最短の二日足らずでとりあえずのところまでは行けました。

本の表紙にした方が、記録として残した前作です。


また、お香はポッキーみたいですが
箱の質感は結構出せた気がします。

CIELOはずっと変わらずCMを続けていたから
外せないと思いました。






ルッキズムの流れでモヤついていた件が
どうにも薄まらないから

また伊集院さんがらみの話になってしまうけど、書いてしまいます。




ラジオイベントで伊集院さんが登場した際に、おぎやはぎの小木さんが
「伊集院さんが歓声受けるなんて、ここ以外あります?」と吹きながら言っていたと 伊集院さん自身が話した時、小木さんは

「ラジオの凄い人だってわかってる でも この感じですよ」
「普通に考えたらこの人が出て歓声受けるなんて考えられない」と返し

そこに居合わせた二宮さんが「よくない よくない」と制しても
他の人達も笑いつつ少しは否定したり、少し肯定したりで
そこに何とも言えない社会の縮図を見た思いがしました。


それって、声を上げたとされる方達に失礼とも感じないのは
人気商売にとって致命的じゃないかと思う一方で


顔が知れた人は大変だからと気遣う気持ちはあるし
私が柔軟性に欠ける奴と言われればそれまででしょう。


小木さんは毒舌家と言われているようですが、少なくともこの件は
偏った価値観で不快な感情を生じさせるという状況になっているので
”毒舌”という言葉に、私は 違った思い込みをしていたのかもしれません。


また、いくらまわりがそれは違うとなっていても
笑いながら「だって、笑っちゃうでしょ」と
まるで意に介さない様子を見て

せめてお子さんに、そういった事が引き継がれていかなければいいなと
思ったりもしつつ


何にしても結局は、その人なりが滲み出るわけで
真摯に取り組めば良い事の方が多い気がするんですが。




自分の頭でよく考え、すべき事も楽しむ事もする。


そんな基本的なところさえ
どうでもいいと投げ出される社会を憂うばかりでは
またいけないわけで。


 




頻発する事件に対しヒコちゃんが
「コツコツやるしかない」って、昨日ゴジムですっごい力説していました。

続けて
「いろんな諸先輩方が、コツコツコツコツやってきてくれたから今我々があって、コツコツコツコツやっていった人だけが最後良いのよって」「うまい話はないからな、うまい話はありまへん」


で、話題が変わって、"  カレーを混ぜる夫がイヤ!"という話題に対して
「ほんとにこれぐらいしか嫌な事がないんだな」と何とも言い難い表情でコメントしてて

どっちもわかるけどさーって笑っちゃったけど
世界を見渡せば、とやはり思ってしまう自分もいる。


この日のヒコちゃん、大島さんの言う通り、3段くらいギアが入ってたな。
私もゴジムは基本的には水曜日しか見てないけど
Junctionの事はもちろんあるし、どうしてMキャスやめちゃったんだよと思いつつ、リアルタイム視聴は厳しいし


ゴジムでいきなりインタラクティブな事を始めたから
ますますMXの方針が見えてきたような。



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