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曇りなき眼で見る。

「瞑想実験室」を改めて振り返る。

そもそも、この企画は、
妹たえちんが、瞑想に興味が出た!
だから、教えて欲しい。

そんな一言からだった。

ならば、1ヶ月みっちりやってみようょ!
その様子をpodcastで流していーかな?
きっと、たえちんから出てくる、
初心者ならではの疑問などが、リアルに聞けて、
瞑想に興味がある人には、より分かりやすいものになると思うんだけど…と、提案してみた。

YES。と言ってくれた、たえちん。
そこから、すぐさまスタートした。


ワークショップや、講座のような講義をして、
理論を細かに説明するわけではない。
理論やHowToは簡単には説明するけれど、
主になるのは、彼女の体験。
その体験から出てくるコトバを受けて、話しをする。
私にとっても、今までにないスタイル。

今までにないスタイルだったが、
生徒さん主体。というのは、
とても大切だと思っている私にしたら理想的なスタイルだった。

そんな瞑想実験室、最終回の音声と共に、
30日体験して、たえちんの身に起きたことを、
私なりの言葉でまとめてみたい。

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・自分に意識を向ける

瞑想、ヨガ、マインドフルネスは、
ベクトルを自分へ向ける。
自分の"大切に想う人"にベクトルを向けるように、
自分にベクトルを向ける。
あ…ナルシストになる。て話じゃなくてねw

自分の内側に意識を向けると、普段の生活では気づかなかった、呼吸、身体の感覚や、感情、思考、
気になっていることなど…色んなことに気づく。

ヴィパッサナー瞑想は「ありのままを観る」とか
「そのままを心の目で観る」とか、
アシタカ風にいえば、曇りなき眼で見る!だw

そう。私たちが普段どれだけ、
曇った眼で見ているのか?…に気づく。
じゃあその曇った眼ってなんなのか?
というと……

・自分の"思い込みフィルター"を「自覚」

まず、私たちは誰しも自分のアタマの中にある
「思い込みフィルター」を通して、世の中を見て、人と繋がり関係性を持ち、日々生活をしている。

世の中がそうなっているから、そう見える。
のではなく、自分がそう見ているから、
そのように見えるのだ。

起きているコトには、プラスもマイナスもない。
ただ、それがそう起きているだけなのだが、
私たちは、思い込みフィルターを通して見ているから、その起きているコトを、そのまま・ありのままには、
見れず、自分のフィルターを通してしまうことで、
あれやこれやをくっつけた状態で見てしまう。

言い換えれば、
自分の見たいように見ている。

コレが、曇った眼の正体。
曇った状態は、不安や悩み、
ストレスフルな状態を作り出す根源なのだ。

そして、この曇った眼で見ているという自覚が、
まずはとても大切なのだと思う。

たえちんも、何となくは分かっていたけれど、
ヴィパッサナー瞑想を通してしっかりと 「自覚」 が出来たのだ。

・ありのまま。を見ていないことに気づく。

その自覚により、ありのままを見ていない事に気づく。
物事についても、人間関係についても、自分に対しても、色んなモノをくっつけてしまっている状態。

じゃあ、その思い込みフィルターを無くしちゃえばいいじゃん。と思うかもしれないけれど、
そんなカンタンではないw

なんせその思い込みフィルターには、
今まで生きていた自分の価値観や、概念、信念、願望などなど…自分って者を形成している全部が入っているから。まるで、自分自身そのもの。と言っても過言ではない。

だから"ありのまま"からは、程遠いものが見えている。
なんせ、曇ってる眼だからw

でも、それがいけない。と言っているわけではない。
全てをありのままに見る。ということは、
到底不可能に近い。
人間関係においては、
自分が、ありのままを心がけたとしても、
相手は、ありのままを見せてくれることは、
中々難しい。

しかも、ありのまま。だけ、で生きるとしたら、
社会生活は送れないだろう…

でも、思い込みフィルターの曇った状態は、
ちょっとでもクリアにしたいな。と…

・自分の見方次第で、世界は変わる。

先程も書いた通り、
その思い込みフィルターを無くすということは、
今まで生きてきた私。が全部詰まっている。
だからフィルターを無くす。ということは、
私を無くす、ということと、同じ意味。
仏教の目指すところの、"無我"ってやつだ。
無我……到底、到達できそうにない…

分かりますw
私も、到底ムリですw

では、無くすことが難しいならばどうするのか?

それは、自分の思い込みフィルターを「自覚」できて、
ありのままが見れていないコトに「気づく」と…

思い込みフィルターに変化が生じる。

あ。私が、勝手にそう見ていたんだ!
私の勝手な決めつけだったんだ!と。

思い込みからの脱却!だ。

それが、
フィルターを薄くする事であり、
曇りなき眼に近づけることの1つの大切な要素なのだ。


そうすると、起きている事への見え方は変わる。
つまり自分の見方次第で、世界の見え方は変わる。

もちろん、仕事上ミスを許されないこともあるが、
そのような話しではなく、
自分の中で起きているあらゆる感情や、
事象に対しての捉え方、人間関係についてのお話し。

たえちんは、ヴィパッサナー瞑想を通じて、
思い込みフィルターを通して見ていると、
ハッキリ自覚した。
それにより、ありのままに観る。曇りなき眼で観る。
という事が、どのような事なのかを理解した。
そして、それが日常でも、
曇りなき眼で見る事を生かせることが沢山ある。

という事が分かったのだ。

そう。瞑想やヨガ、マインドフルネスは、
そんなコトを教えてくれる、1つのツールなのだ。


宗教ちっくで怪しい……
なんか難しそう……
と、遠ざけがちになったり、
ハードルを上げがちになるモノ。

または、
エクササイズでしょ?
なんか、集中力が上がったり、
リラックス効果があるんでしょ?
と、効果効能にばかり目がいきがちになるモノ。

でも、ホントは、
私たちの日常と密接に絡んでいて、もっと奥が深い。
そして、私たちが、より生きやすくなるための、
1つのツール。

きっと、瞑想実験室の音声を聴くとよりそれが、
リアルに感じられるだろう。

振り返りは、その2へ続くw
その2は、瞑想を、習慣化できたのはなぜか?
その秘密について書いていきたい。

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【なかよし姉妹のほっこり♪瞑想実験室File.9~祝??最終日】

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