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人を見る目がない人は、本当にその能力がないのか

人を見かけで判断してはいけない、とか、第一印象で判断してはいけないとよく言われる。

直観じゃなくて、もっと長い目で見た後の判断に従いなさい、という戒めだと思ってる。

私もそう思い、納得してたから、これまでそうやってずっと生きてきた。


だけど、かかわりを持って「この人はいい人だ」と思ってきた人にほど、後に手痛い目にあわされた。

だまされた、とか、金銭的被害に合った、とかそういった目に見える被害は今のところないけれど、傷ついたとか、がっかりしたとか、精神的なダメージを受けた経験が多々ある。


こういう経験から、『私は人を見る目がない』と思ってた。



でも、本当にそうなんだろうか?と最近疑問に思ってきた。
実は第一印象で感じることは、よく当たっているのだ。

最初に良い印象だった人とはずっと良好な関係を築けているし、逆に第一印象で違和感を持った人とは、後に何かがあってドアスラムするような事態になっている。


人を見る目ってなんだろね?
そう思って、Chat GPTさんに聞いてみたらこう返ってきた。

ほう!


なんと、『人を見る目』は直感でもあり、感覚でもあると!

ってことは、私は直感はできてるけど、感覚はできてないってことなのかな?

経験や知識は、直感や感覚を補完するものである、ということなので、直感と感覚について掘り下げてもらった。



1. 直感とは

直感は、「理由はわからないけど、そう感じる」という瞬間的な判断です。
無意識のうちに、脳が経験や情報を元にパッと判断している状態。

  • 初めて会った人に対して「この人、なんか信用できる気がする」と感じる。

  • 初めて訪れた場所で「この道は危なそうだ」と思う。


2. 感覚とは

感覚は、「なんとなく気になる」とか「違和感がある」といった、曖昧な心の反応です。
直感より少しゆっくりで、具体的な手がかりを感じ取りながら判断します。

  • 話している相手の言葉づかいや態度から「この人、裏があるかも」と思う。

  • 仕事で「このやり方、何か違う気がする」と感じる。



直感=第一印象、感覚=かかわっていくうちに感じる具体的な手掛かり、とな。

私の『第一印象』ー直感ーで判断できて、『付き合っていくうちに感じる印象』ー感覚ーで判断するとうまくいかない、という仮定がまさに立証された!!

感じていることが言語化されてとてもスッキリ!
ありがとう!Chat GPT!



私は自称INFJらしく(これも卵が先か、ニワトリが先か議論になりそうだけど)直感が得意で感覚が苦手だ。
つまり、直感で判断したほうが精度が高いと言える。

それを「人を見かけで判断してはいけない」「第一印象で判断してはいけない」の言葉通り、感覚で判断しようとして失敗していただけだった…!!

ここにきてようやく腑に落ちた感じ。


「人を見かけで判断してはいけない」「第一印象で判断してはいけない」は感覚優位の人に対する心得だったんですねー。

人には得手不得手がある。
自分に合わない方法でやってはいけない、といういい氣づきになった。



私は決して人を見る目がないわけじゃなかった!
やり方を間違ってただけだった!!

と知れて、よかったです。

だからと言って、直感優位だから「見かけや第一印象で判断するのをやめるのをやめる」ことを推奨するわけでも、「見かけや第一印象だけ判断する」ことを推奨するわけでもありません。

でも、直感優位の場合は、少なくとも見かけや第一印象で感じた違和感があるなら、それは大事にした方がいい、ということ。
直感優位の場合、五感でリアルタイムで得られる情報に基づいた判断は、必ずしも過去の経験などから生じた直感に基づいた判断よりも精度が高い判断とはならないと言えそうです。



そういえば、過去に同じようなことを書いてたと今思い出した。
この時のなんとなくの印象も当たっていたんだなあ。


++++
余談

ちなみに、『人を見る目』といっても、基準は自分にとっての『イイ人』かそうでないかという自分の中のモノサシだ。
だから判断が正しい、誤りだ、と言うのも世間や社会ではなく、自分の中での正誤
そこは間違っちゃダメだと思ってる。

だけどそう認識してると、例えば他人から「人を見る目がある」と声をかけられた(たいていは褒め言葉)としても、それは判断した当人を褒める言葉ではなくて、「判断したあなたは私(言葉を発した他人自身)と同じモノサシをもっていますね」と言われているだけで全く褒めていない、という風に捉えられてちょっと切なくなるかもしれない💦


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しましま@人生愉しむタノシスタ
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