『ブラッシュアップライフ』する🌱
(約1000字)
夢のようなTVドラマです。
死んだ後に、タイムリープする。
私も、知らない国のオオアリクイに生まれ変わることが決まっていたら、同じように自分の過去をやり直したい。
過去の出来事がそのままだったら、都合がいい。危機回避できる。
私は過去の出来事を鮮明に記憶していることがある。でも、それを知り合いや家族に話すと気持ち悪がられるから、言わないことにしている。
何に生まれ変われば、納得して成仏できるのだろう?
私は、自分のことが嫌いだった。
でも、残忍なニュースを見たり歴史上の酷い事件を知ると、こんなサイコな人間と比較したら自分の方がマシかもしれない、と思うようになった。
自己愛が強すぎる人は、好きじゃない。
他人を大切に思う心がないと、自分の人生も小さくまとまって終わるように感じる。
あぁ、これは私の存在が意味ないのだな、と思った時点でフェイドアウトする。
最近、プライベートで離れた人がいるが、多分、理由を気が付かないと思う。
遅い時間に会って、眠くてクラクラ船を漕いでいたひとだった。
私の気持ちがしずまってしまった。
誰かに考えてもらえなくなる人生が、寂しいのだと思う。
死んでしまって悲しいのは、
存在が消えてしまうことじゃなくて、
忘れられてしまうことではないのかな。
私の中には、沢山の死んでしまった人が存在している。
これが、私の人生を支える軸になってる。
書いていることは、その魂と一緒にしている作業なのだ。
書いたものは、残る。
この言葉が誰かに読まれれば、その人に私の気持ちが残るかもしれない、と思うのだ。
私が忘れられても。
存在は忘れても、優しい気持ちが残ってくれたらいいなぁ、と思いながら書く。
『ブラッシュアップライフ』は、自分がブラッシュアップするヒントが出てくる。
テーマは、徳を積む。
予想できない出来事が起こるから人生が楽しいのと同じで、予想しながら別の出来事が起こり進んでいくのも、また楽しい。
バカリズムさんの脚本は、とても興味深い。
昔、女性銀行員の日常を女装しながら演じられていたドラマも笑えた。くすりと。
あれは、バカリズムさんの本があった。
今回ドラマに出てくる歌の数々も、学校の様子も、アルバムをめくっているような懐かしい気持ちになる。
斉藤由貴さんの楽曲で、昔はCDを集めていたことを思い出した。
新曲が発売される日、ドキドキしていた。
今は、彼女の言動でドキドキする。
過去も未来も、ちゃんと繋がっている。
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