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生まれなかった人

あおばさくらこです

哲学では、
そこに「ある物」について、なぜそれが存在するのかを追求します。


私はふと、そこに「無いもの」

生まれなかった人、

について考えました。

今これを書いている私も、読んでいる人も、生まれた人です。

生まれなかった人は宇宙的な数字に上ります。
生まれてないのだから、カウントする必要はないかもしれませんが、命という形にならなかった命は、人間だけでなく、虫や動物にもかなり存在します。
生まれるとは奇跡だと言いますけど、
今生まれている人はその奇跡的な存在。
本来ならみんな仲間なんです。

私はそう考えると、誰に対しても慈しみを感じます。どんな人にも希望があり、傷つき、
一生懸命生きてるんだな、と。
そして、家庭環境や、体験、教育で人格が形成されていく。
その過程で、悪いことをする人も出てしまう。
みんなが幸せだといいのに、と思います。


でも現実的には、誰もを心から好きになる事はできません。
悪い事をするがいるからです。
それが私に向けられる場合もあります。

そういう時は、
この人は幸せじゃ無いんだな、仕事や家庭がうまくいってないんだな、と思う事にしています。

曲がった竹を真っ直ぐに直すのは容易では無いでしょうし、枯れかかった植物を再生させるのも難しい。

植物は愛情をかけた分だけ花を咲かせますが、手入れを怠るといつの間にか枯れていたりします。
人間も同じ。

生まれた人は、すごい生命力と運の持ち主なので、自信を持って欲しいです。

生まれなかった人(命)の事を考えると、
生まれた人は頑張って、たくさん笑って楽しく、幸せに生きましょう。

大事なのは一つ一つをきちんとする事。


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