コロナウイルス感染日記
コロナウイルス、正直ナメてた。
発症から5H:喉にガラス片レベルの痛み
経験したことのない痛み。
まず喉がボンボンに腫れた。手で押すとふくれてるのがわかるくらい。
そんで飲み込むと飛び上がる位いたい。
明らかに喉に何か刺さってるかカピカピにひからびてるか。
水こくんするだけでも(物理的に)ジャンプしちゃう痛さ。
あまりの痛さに涙がにじんだ。なんであたいだけこんな目に!
発症から7H:保健師さんからの「ちゃん」付けに号泣
喉の痛みにのたうちまわっていたら保健師さんから電話が来た。
ガレガレの犯罪者声で自己紹介した。
「わかった、みそちゃんね、のど、いたいね?」
そうだよ痛いんだよ。いてえんだ…ウッ
のどの痛みに共感された瞬間泣き始めてしまった。
「い゛だ゛いんです、い゛だ゛ぐてのみごめなぐて…ヴッ、ズビッ」
化け物じみた返事にもきちんと答えてくれた。染みた。
やっぱAIが電話対応にとって代わるのはまだまだ先だなって思った。
発症から10H:体温39.6℃の衝撃
水銀体温計がどこまでも上昇していった。
脇にはさめばはさむほどぎゅいーんと上がっていき、最後39.6℃でカンストした。
さすがに意識がもうろうとして、漫画を読んだまま気絶したように眠り3時間経過とかした。
友だちに「セントラルパークいこう」という謎LINEもした※
※高熱で走馬灯を見て、やりたいことやっときゃよかったからの提案だったらしい
お医者さんがくれたスーパー解熱剤(カロナ~ル)を飲むも2時間くらい熱が下がらず「西洋科学の敗北か?」と焦った。(その後ちゃんと下がった)
鼻水も涙もやかんで沸かしたんかってくらい熱くてなんか笑えた
発症から40H:消えた嗅覚
においが消えた。
オレンジジュース
蟹の味噌汁
ムスクのスプレー
パインゼリー
シャインマスカットタルト
コーヒー
どれだけスンスン嗅いでも温度と蒸気しかわからなくなってしまった。
味覚はあるからわかるけど、においのない食べ物の不気味さときたら。
コーヒーだってわかってても苦さにびっくりしてしまった。
香り0のコーヒー(笑)
後遺症に震えるいま
熱は下がって食欲も戻る。のどの痛みともサヨナラ!した現在。
心配なのが後遺症。
なんだか心臓のあたりが常にひっぱられてるような違和感がある。
息を吸うと肺全体がきゅーっとちぢむような、メンソールが通るような、これまでは感じなかった違和感もある。
これ…治るんだよね…
アセアセしながら自主隔離中。
早くランニングいきたい。