【3日目】組織サーベイについて③#新米人事の備忘録

おはようございます。今日は朝投稿します。今日も組織サーベイについて書きたいと思います。

組織サーベイが今求められている理由

皆さんは組織サーベイの重要性が高まっている理由は何だと思いますか?大きく以下の3つが背景としてあります。

1. 多様化する職場のメンバーをマネジメントする必要があること

昨今、個人の働き方や価値観、国籍が多様化している時代です。その中で全員一律で同じマネジメントをして、生産性を上げることはできません。一人ひとりや組織の状態に合わせてマネジメントをアジャストする必要があります。従来の勘や感覚、経験からのマネジメントでは実態に合わないことが多く、逆効果になることもあります。そのため、サーベイを通じて多様化に対応したマネジメントが求められています。

2. 慢性的な人手不足の中、社員のエンゲージメントを高め、生産性を上げる必要があること

特に日本では人材不足が顕著です。労働生産人口は減り続け、採用も十分できない中、少ない人数で成果を上げる必要があります。そのためには一人ひとりの生産性を上げるために、一人ひとりに合ったマネジメントや人材育成を行う必要があります。

エンゲージメントとは、一言で言えば従業員がどの程度仕事に熱心に関与しているか、取り組めているかということです。多くの企業ではこのエンゲージメントを高めるために様々な施策を行い、従業員への求心力を高めようとしています。しかし、日本ではエンゲージメントの数値が他国と比べて極端に低いことが指摘されています。このエンゲージメントの数値は離職の要因にも密接に関わるため、サーベイを通じてエンゲージメントの値を逐一チェックし、効果的なリテンションマネジメントが求められています。

3. VUCA時代の環境変化に対応する必要があること

現在、環境変化が激しい時代で、1年後のこともわからないような時代に突入しています。その中で環境変化に適応し、先導に立つ組織を作るためには、環境変化と自社の組織のギャップを明確にし、迅速に対応策を打ち、組織を変革に導かなければなりません。現場の変革を担うのは現場のマネージャーです。現場のマネージャーに変革を促すには、適切なツールが必要です。そのツールがサーベイなのです。

まとめ

以上、組織サーベイの重要性が高まっている理由を説明しました。何か参考になれば幸いです。よろしくお願いします!

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