【心理学】失敗したのはヒトのせい
突然ですが・・・
ヒトは他の人が何か失敗したときに、その原因を「内的」な要因に焦点をあてて考えがち。
「あの子、遅刻したんだって」
「だってあの子、だらしないもんね」
でも自分が失敗したときは、その原因を「外的」な要因に焦点をあてて考えがち。
「あ~、遅刻しちゃった」
「だって道が混んでたもん」
このように、(自分のことはさておき)他人の行動を説明するときに、その人の「内面的な要因」に焦点を当てがちな考え方を
“基本的な帰属のエラー(=対応バイアス)”
といいます。
この“基本的な帰属のエラー”によって、相手の行動を誤解し誤った判断をすることがあるので注意が必要です。「私は(ヒトは)こういう風に考えがちなんだ」と知っておくと、今後誰かの行動を考えるときに、そのヒトの「内面的な要因」だけでなく「外的要因(その時の状況など)」にも考えを至らせることができます。
一方的な思い込みにならないように気をつけたいものですね。
ということで、とりまく状況が悪く、仕事を失敗したWizがお送りしました・・・。
参考
・基本的な帰属のエラー - 仕事や恋愛に使える!面白い心理学用語 (memosinri.com)
・帰属理論・原因帰属 : 心理学用語集 (psychologist.x0.com)