どうして頑張れないの? 子どものやる気を引き出すたった1つのコツ
お子様のやる気がないと、困ってしまいますよね。
「高い目標を目指して頑張っている子もいるのに、なぜうちの子は頑張れないの?」
もしかしたら、それはお子様に自信が足りないせいかもしれません。
ちょっと想像してみてください
あなたは、カナヅチの30代の女性です。運動不足解消のために水泳教室に入会しようと思ったところ、トレーナーからこんなことを言われました。
「水泳で、次のオリンピックに出ましょう!」
どう思いますか?
「え? 泳げないのに?」と戸惑いますよね。「よし! 今日からトレーニングして、次のオリンピックで金メダルをとるぞ!」とやる気を出す人はめったにいないと思います。
人は高すぎる目標を前にすると、やる気が出るどころか、やる気がなくなってしまうことがあります。自分の実力と合った目標を立てることが大切です。
この人の場合は、まずは一人で泳げるようになることが必要でしょう。そのためには、まずは毎週水泳教室に通うということが、当面の目標として適切です。
もう一つのカギ
話をお子様に戻しましょう。
お子様の現在の目標と実力は合っていますか?
もし、十分に見合っているのにお子様のやる気がないなら、もう一つ気にしていただきたいことがあります。
それは、自信です。自分への自信と目標が合っていることが大切なのです。
お子様にがんばってほしいばかりに、つい叱ることが多くなってはいませんか?
注意されることが多いと、苦手意識を持ってしまい、お子様は自信をなくしてしまっているかもしれません。
自信を回復させるには
自信を回復させるためには、無理のない小さな目標を立てて、目標を達成する経験を何度もすることが大切です。
例えば、お子様に勉強をしてほしいなら、いきなり一人でテストを受けさせるのではなく、易しいワークをやらせてみる。一人でワークを取り組むことが難しいなら、一緒に解説を読んでみる。
こうしたことから始めてみてはいかがでしょうか。
小学生が、いきなり一人で45分間じっと勉強できることはまずありません。まずは5分、いえ、2分から始めてみましょう。
一人で勉強することが難しいなら、保護者の方にとっては大変ですが、一緒に見てあげましょう。
「2分だけ、ママと一緒にワークをしてみない? よーい、ドン!」と言ってタイマーをセット。
保護者と一緒なら、2分だけなら、自宅なら、勉強できるという自信を、お子様に持たせてください。
この成功体験が続けば、お子様の自信は回復し、徐々に大きな目標にもチャレンジできるようになり、自分から頑張れるようになります。
高い目標に向かって頑張っているお子様は、自分への自信と目標が合っているのです。
小さな目標で成功体験を積み、大きな目標を目指せるようにしていきましょう。
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がんばることを決める
お子様が、がんばったことをスタンプで報告
保護者がスタンプでほめる
この簡単3ステップで、お子様の習慣化を応援します。