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辛いと感じていた自分を受け入れる
あなたは泣きたいときに泣いていますか?
感情を押し殺したりしていませんか?
なぜ唐突にこんな質問をしたのかというと、私がきのうこんな体験をしたからです。
『家庭』という形を守りたかった
私は必死に『家庭』を守っていました。
私自身が母子家庭で育ったため、【父親と母親がそろった家庭を作る】のが私の願いでもあり、執着でもありました。
残念ながら『家庭』は私にとって苦しい場所でした。
私が日々のできごとに対して感じた様々な感情……喜びや悲しみや苦しみをパートナーに話しても、空に向かって話しているようなものでした。
話した後に残るのは虚無感。
虚無感で心を切り刻まれたくなかった私は、パートナーに心の内を話すのをやめました。
心の内を話したくならないように、起こった出来事に対して感情をもたないようにしました。
その時はそれで『家庭』は上手く回っていると思ってたんですけどね。
記憶に蓋をしても感情は残り続ける
月日は経ち、砂の城のような『家庭』を守り切ることができなかった私は、家族と過ごした家を出て、実家に戻りました。
ようやく疲弊しきった心身が回復してきたところです。
きのう、自分の過去の生活を振り返っていた時に、いろんな瞬間を思い出しました。
そのひとつひとつに
「本当はあの時つらかったんだ」
と、当時蓋をしてしまった感情があふれだし、涙が止まらなくなってしまったのです。
蓋をしていた記憶。
— さくら (@sakura20240623) September 17, 2024
思わぬ時に、自分の本当の気持ちに気づくことがあります。
やっと声をあげられた、本当の気持ち。
たくさん泣けて良かったね。 pic.twitter.com/1xz7W7bX5o
自分でもビックリするくらい泣きました。
つい最近まで過去の自分が嫌いだったんですけと、
「つらくて心細かったのに一人でよく頑張ったね」
と、過去の自分に優しい声をかけてあげられるようになっていました。
感情はためずに、その時発散するのがベストだと思います。
その時思いを声にすることができずに飲み込んでしまったとしても、いつかあなたのタイミングでその思いを肯定してください。
私はやっと、過去の自分を少しずつ肯定できるようになってきました。