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【詩】少し舌足らずな君を思う
少し舌足らずな君を思いその思いの深さに私は沈む
嫌われるだけの全てのことは曝け出したつもり
でも足りていない
私の欠点を出し尽くしていない
振り向いてほしいのではない
理解してほしいのでもない
認識してほしいのだ
思いの深さじゃない
募る愛しさじゃない
貴方に出会えた幸せを披露したいんだ
その舌足らずな話し方に
私は何度癒されたか、
その吸い込まれるような笑顔に
私は何度慰められたか、
その突き刺すような視線に
私は何度打ちのめされたか、
堪えきれなくなった涙に
私は何度勇気をもらったか、
今貴方に会えなくなった私は、
それでも生きている
もう会わないと心に決めている。
充分に生きる活力をもらっている
”もう、いい加減にしてください”
こころにきこえてくる