生活習慣病の本 2冊読んでみて

「生活習慣病」は歩くだけで9割治る! +食生活編
永尾和宏著 大洋図書

A4サイズのムック本の紹介です。医師である著者によれば、歩くだけで身体にうれしい効果があるといいます。イラスト、図解たっぷりで読みやすい本です。

歩くだけで得られるうれしい効果
・うつ病など心の不調が改善する
・生活習慣病の数値が下がる
・がんや認知症などを予防できる
・ストレスや不安が消える
・肥満が解消する
・新型コロナウイルス対策になる
・薬の量が減っていく

本書より、記述を抜粋します。

生活習慣病は、読んで字のごとく、日頃の生活習慣が深くかかわっています。裏を返すと、生活習慣を改善すれば、予防が可能で、病気の進行も抑えられます。

「歩けば医者いらず」になるのは間違いありません。

とあります。

さらに、著者は「おわりに」で貝原益軒の「養生訓」に触れながら、本誌が、皆さんの健康と幸せにお役に立てるならば、著者としてこれ以上の幸せはありません、と述べられています。

また、コロナについても記述があります。
新型コロナへの有効な手立てがないなか、一人ひとりができることは限られています。歩くことは、免疫力、体力、抵抗力を上げる最高のワクチン。この国難を乗り越えるために、国民全員がこのワクチンを習慣にしてほしいと切に願います。

ちなみに立ち食いそばこと私、結構歩きます。散歩で歩く、買い物に出かける、日光に浴びる、書店の中を歩き回る(本を買わない日もあります。本棚をみてまわるだけ。どんな本が並んでるかなと頭を働かせるのが好きです。)などしています。自分の趣味や目的に合わせて「歩く」を取り入れるのも楽しいし良いことだと思います。

あと、生活習慣病の本で立ち食いそばがオススメするものがあります。

「生活習慣病」がわかる本
日野原重明著 ごま書房

1998年頃に、ごま書房から出た新書です。ここでメインに取り上げていたムック本と合わせて読むことで、生活習慣病の理解が深まると思います。健康づくりの主役はあなた自身。著者が信条としている一文を掲載していますので、抜粋します。

鳥は飛び方を変えることはできない。
動物は、這い方、走り方を変えることはできる。
くり返す毎日の行動を変えることにより、新しい習慣形成により、新しい習慣の選択を人間は決意できる。
人間には選択の自由がある。そして、意思と努力により、新しい行動をくり返すことにより、新しい自己を形成することができる。
それは、人間と動物とを根本的に区別するものといえよう。


これらの本を読んで、自分に染み付いた習慣や癖を修正してみましょう。そして、病気を予防・健康な体を取り戻し、楽しい毎日を過ごし、自分の人生を生きましょう。



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