
マルチ・ねずみ講回避は大人女性への登竜門?
全く関わる気がないのに、私は人生30年の間に3回マルチに接触してしまいました。
これでも結構少ない方だと予想しています。寧ろ全くゼロという方は稀なのではないでしょうか。
本日は、3回のマルチ接触エピソードとこれらに対する私の偏見をまとめます。
①大学時代、イケメンねずみ講に遭遇
学生時代、自称・都庁勤めのイケメンに出会いました。
相手はなぜか私に対してノリノリだったのですが、私は何か乗れてはいませんでした。
お茶しようよ、ということでとりあえずカフェでおしゃべりをすることに。
「○○っていう海外サッカー選手も愛用している××があって、仲間と交流会があって楽しいんだよ」
という話で終始持ち切りに。
当時の私はねずみ講という概念を持っていなかったのですが、相手への違和感だけで「関わらない方が良い」と判断し遮断しました。
当時の私、えらい!
ーーーーーー
一見普通そうなのに、突如としてその本性を現すので、私の中でマルチ系=ひょっこりはんがイメージ図となっています。
②会社員時代、女性先輩マルチに遭遇
「○○(私)ちゃん、今度ランチ行かない~?」とあまり関わったことのない先輩からランチのお誘いを頂きました。
女性の先輩だし、話をしてみたかった気はかすかにあったのでランチに行きました。
実はお誘いのメッセージには「食事終わったら、無料のエステチケットあるから一緒に行こう」という重大ヒントが与えられていました。
終始楽しくランチした後、無料エステへ連れられて行きました。
すると、エステ店(雑居ビル)は先輩のお母さんが経営していることが判明。
さらに、その店にいた女性のお客さんは、何となく違和感だらけ。
幸い、私は肌に悩みが無かったので撃退できましたが、何か肌にトラブルを抱えていたら入会してしまったかもしれません。恐ろしいです。
③会社を退職後の異業種交流会でマルチに遭遇
異業種交流会で出会った男性と、英語学習の話をしていたら「先日知合った子が英語堪能で個別指導しているから紹介するよ」となりました。
その数日後、私と男性、英語堪能な女性と3人でお茶をする機会がセッティングされ、その時は普通に会話して終わりました。
しかしながら、やっぱり節々にヒントが与えられていました。
①その英語堪能の女性は、2時間かけて単なるお茶会へ駆けつけてきた
②おしゃべりの終わり際、健康セミナーに招待された
ーーーーー
マルチのイメージ図②は富嶽三十六景。
美しい日常風景に富士山がちょこんと潜んでいるのが、私にはなぜかマルチが潜んでいるのとイメージが重なって見えてしまいます。
マルチ系の共通点と対策
①マルチの人は顔つきが皆マジ
②絶対にヒントが散りばめられている
③受け流して上手に関わる
①マルチの人は顔つきが皆マジ
ヘラヘラして、「迷惑だったら大丈夫だよ」なんて遠慮は一切ありません。
皆大真面目に紹介してきます。
②絶対にヒントが散りばめられている
基本、人間関係において相手から会おうなんてことは余程仲が良い友人同士以外はあまりないものです。
他方、マルチ系は積極的に私に対して会いたいことをアピールしてきます。
その他ヒントとして、「無料で〇〇出来る」や、何てこと無いカフェタイムに2時間かけて駆け付けるなど異常さが散りばめられています。
これらは見分ける上で見落としてはなりません。
③受け流して上手に関わる
女性先輩がマルチだと判明した後も、仕事上は普通に交流しました。
マルチの方は勧誘の時はマジモードになりますが、日常には普通に溶け込んでいます。
相手が戦闘モードの時はこちらは回避し、刀を仕舞っている時はこちらも平穏に接するのが大人です。
ただし、脳裏には常に「あの女性先輩はマルチ」というレッテルが貼られます。
結びに
私の場合、金銭的な被害がゼロだったのが救いです。
友人の中には、高額な化粧品を買ってしまった人もいます。
買ってしまうか受け流すかの違いは
「悩んでいるかどうか」
ではないでしょうか。
宗教・マルチ・占い等の共通点は、悩みと合致している人には響いて、合致していない人にとってはどうでも良い。
私はたまたまマルチの提案に当てはまらなかっただけで、悩みなんて沢山あります。
ただし、これらにのめり込むことでその悩みをかえって増大させて人生を詰んでしまった人もいるのは事実です。
こうした人生の敵を上手にかわすのが、大人女性へのステップだと今の私は考えます。
本日もご覧頂きありがとうございました😀