【#今年学んだこと】なんとか年内に完成しました
こちらの記事の続きです。
9月17日を最後に、刺繍をする時間がなくなってしまいました。
当初は10月21日に仕上がる予定でしたが、大はばに遅れ、年内の完成は無理だと思っていました。
当然、11月も何も進みませんでした。
そんな11月下旬。
1月に展覧会『РОССИЯ』のチュヴァシ共和国でマスタークラスをしていた先生が、表彰されたことを知りました。
コンテストの締め切り2週間前は、刺繍の時間をとるために、朝5時起きで取り組んだと書いてありました。
この投稿が後押ししました。
私も12月でなんとか巻き返して、年内に絶対に仕上げるぞと思いました。
しかし、12月。
師走。
モスクワにいるので、年賀状も大掃除もないから、日本の師走とは違うけれども、モスクワの12月。
日照時間が短いのです。
我が家の部屋の照明は暗く、夜の刺繍は無理です。
モスクワの12月。日の出時刻は9時くらい。日没時刻は16時前。
しかも、曇りや雪など天気が悪いと、昼間でも電気が必要な日があります。
追い上げるにしても、9時から15時半くらいしか作業時間はとれません。
昼間にしていたロシア語学習を日没後にすることにして、昼間は刺繍の時間にすることにしました。
2か月分を1か月でするので、今までの倍は進むようにしないと追いつけません。
左端から攻めていくことにしました。
1日2マスすすむように、左からどんどん進めていきます。
残りの日数とマスの数とにらめっこ。
少し終わる気がしてきました。
土日は、夫がお昼頃まで寝ているので、午後からの作業になり、あっという間に日没であまりすすみませんでした。
残りがだいぶ少なくなってきました。
最終日に初めて使った色もありました。
そして、最終日は、色がよく変わるめんどくさいところを日中にやりました。日没後は、960番の糸だけとなり、それをまださしていないところにさしました。
10時半に完成させて寝たかったのですが、思いのほか960番の糸が多く、日付をまたぎ、12月18日午前1時10分に完成しました。
今年は、クインジの刺繍を完成させるだけでなく、
チュヴァシ共和国の刺繍のマスタークラスも受けられたし、
マリ・エル共和国の刺繍のマスタークラスも受けることができました。
クインジの刺繍の完成までの様子はこちらの記事からどうぞ。
クインジの図案はこちらを使いました。
次にやりたい刺繍の図案もあり、糸も購入済みです。
400×265なので、また同じようなペースで進めれば、2年以上かかって仕上がる予定です。しかし、今回よりも大きく、時間がかかるのかと思うと、糸も買っているけれども、すぐに取り掛かるのをどうしようかな?と思ってしまいました。
チェーホフの次にやろうと考えていたロシアの季節の刺繍は、
152×200で、1年以内に仕上がることに気づいたので、こちらの糸を12月中に買ってきて、1月からロシアの季節の刺繍をしようかなと思っています。
刺繍をしていて思ったのは、刺繍は、進捗状況が目に見えてはっきり分かります。2年間で、これだけすすんだのは一目瞭然です。
刺繍ではないロシア語学習やピアノもここまではっきり目に見えなくても進歩していると思うと、コツコツ続けることは大切だと思いました。
【12月19日の過去記事】