国際協力とは何かを考え、試行錯誤を繰り返した日々。スラッシュワーカーズのあおいさんのこれから。
あおいさんは、現在、建設コンサルで会社員として働きながら活動しています。スラッシュワーカーズに参加したきっかけは、国際協力につながる何かを始めたいという強い思いから。
あおいさんが国際協力に興味を持ったのは、とあるテレビ番組でした。自分の環境との違いに理不尽さを感じ、自分に何かできることはないかと考え始めたそうです。
それから就職を経て、国際協力するためにあおいさんが選んだのは、建設コンサル。しかし、実際に働くことで職場での働き方や方向性に疑問を持ち始めたそうです。
そんな中で「変わりたい」と一歩踏み出せたきっかけは、ある人からの一言でした。
自分の目標を再認識しやるべきことが見えてきたあおいさん。
スラッシュワーカー になってやりたいこととは?
スラッシュワーカーズに出会うまでの迷いや葛藤、そこからどう抜け出したかまで、深掘りながら質問していきました。
国際協力に興味をもったきっかけは、とあるテレビ番組だった
ーー 国際協力について考えるようになっきっかけはありますか?
私が国際協力について知ったのは、11歳の時に見た「もしも世界が100人の村だったら」という本を元にしたテレビ番組です。
テレビの中では、発展途上国にいる自分と同じくらいの歳の子が、自分とは全然違うことに悩んでいたんです。
「お母さんが病気でどうにかしなきゃいけない」
「家族を養うにはどうしたらいいか」
正直びっくりしました。
当たり前のように学校に行ってる私と、テレビの向こうの子供たちを比較してなんでこんなに違うの?
あの子達だって自分と同じように将来やりたいことや、なりたい職業があるはずなのに、生まれた環境のせいで諦めなきゃいけないのはなんでだろう...。
そんな理不尽さや不平等さを感じました。
テレビを見た時に、発展途上の国の子供たちが夢を諦めなくていいような環境が作れたらいいのにな、という思いが生まれたんです。
ーー すごい!そんな小さな頃から国際協力に対する熱い想いがあったなんて。実際にそこから今の仕事につながったということですね。
そうですね。
でも、実際に建設コンサルの仕事を決めたきっかけは、ある出会いだったんです。
国際協力として選んだのは、「建設コンサル」という道
ーー 建設コンサルという働き方は、どうやって知ったんですか?
建設コンサルを知ったきっかけは、浪人時代に出会った土木関係の研究をされている大学の先生でした。
進路について考える機会があった際に、自分の予備校に土木関係の先生がいらっしゃったんです。
自分が「国際協力について何かをしたい」 と相談した時、こんな答えをいただきました。
「本当に国際協力をしたいと思うなら、建設コンサルに入って土木系のインフラ整備に関わってみたらいい」
その言葉がきっかけで、建設コンサルとして働くことを決めました。
ーー 建設コンサルの土木インフラ整備は国際協力につながるということですか?
はい。
国際協力って一人ひとりにアプローチするパターンと、街や国全体にアプローチするパターンがあって、建設コンサルはその後者です。
土木関係の建設コンサルの場合、インフラ整備をすることで国の力を大きくすることが国際協力につながるんです。
ーー そうなんですね!私の中で、「国際協力=青年海外協力隊」のイメー ジが強くて...笑 青年海外協力隊に興味は持たなかったんですか?
青年海外協力隊は短期で行って帰ってくるイメー ジがあったからちょっと...。
就職のタイミングというのもあり、JICAへの就職っていう選択肢もありましたが、JICAって現地に行けない仕事も多いんですよね...。
私は「現地に行きたい」って気持ちがあったので違うかなって思いました。
一方で建設コンサルは、道路を作るために現地調査に行き、どう進めるかを検討することが多く、現地とつながる仕事が多いんです。
会社によりますが、現地とつながることができる仕事が多い点が建設コンサルの魅力でした。
実際に働いて分かった自分の気持ちとは?
ーー 実際に建設コンサルで働いてみて、自分の中に変化はありましたか?
実際に働いてみて思ったのは、ちょっとタイミングが悪かったかな、ということ。
私が入社した年は2020年で、新型コロナウイルスの影響が1番強い時期だったんです。
入社してもすぐに在宅勤務になるし、歓迎会も全部中止。一緒に仕事する先輩の顔が分からないまま業務を進めてました笑
しかも、会社の先輩との人間関係に悩んだり、海外に関わる部署への異動を希望したのにいけそうな気配がなくなったりしたんです。
自分の将来がこのままでいいのか?と疑問を持つようになりました。
ーー 働き方が変わったことで、将来設計にずれが起こってしまったんですね...。そんな中で自分で行動したあおいさんはすごい!何かきっかけがあったんですか?
はい。
自分が今一歩踏み出せているのは、ある人の言葉がきっかけだったんです。
行動を起こせたきっかけは、ある人からの質問だった
ーー 行動を起こそうと決めたあおいさんですが、何かきっかけはありましたか?
スラッシュワーカーズに入ると決める前、私はPOOLOJOBを受講していました。
そんな中、コミュニティ内のある人に相談する機会が。今の仕事に悩んでいることを伝えると、こんな質問をされました。
「じゃあ今、お金とか何も支障を考えなくていいよって言われたら何したい?」
その時
「自分はもっと現地の人に近い協力がしたい」
という答えがスルッと出てきたんです。
「答え出てるじゃん。じゃあそれやりな。」と言われて、初めて自分がやりたいことに向き合えました。
ーー 自分の答えは決まってたんですね!POOLOJOBのあとスラッシュワーカーズに入ろうと決めたきっかけは何ですか?
POOLOJOBが終わったら、普段の仕事に戻ってしまう自分に危機感を覚えました。
POOLOJOBでは課題にも取り組んだし、SNS投稿もすごく頑張った...。ここまで頑張ったんだから、このまま無にしたくないなと。
じゃあ次に何しよう、と思った時にスラッシュワーカーズが浮かんだんです。
実際にスラッシュワーカーズに入っている人からどんな活動をしているかも聞きました。
新しいことにどんどん挑戦するフリーランスや副業をしてる人が多い、スラッシュワーカーズという環境に魅力を感じました。
スラッシュワーカーズでやりたいことは?
ーー やりたいことが分かった今、スラッシュワーカーズでやりたいことは何ですか?
とりあえず今やりたいことは、面白そうって思った人に会いに行くことです。
今の自分って、自分がどういう形でその国際協力に携わるかっていう、原点に立ち戻っている状態だと思うんです。
私の中で建設コンサルとして関わるのではなく、現地の人と距離が近い関わり方をしたいって分かりました。
でも、そのためにどういうスキルや職業が必要なのか、選択できてない状態なんですよね。
だから、それを知るために現地や日本で国際協力に関する活動をしている人、面白そうな人に会いに行こうと思っています。
ーー 現時点で気になっている職業(スラッシュワーク)はありますか?
コミュニティマネージャーやコミュニティデザインに興味があります。
きっかけはPOOLOJOBの活動で、昔やったストレングスファインダーを振り返ったことです。
ストレングスファインダーの結果から、コーチングが向いているのでは?と思い始めました。実際に周りからも「サポーターとかコミュマネが向いてるよ」と言われていたこともあり、自分の向いていることに気づけたんです。
私は昔から「仕組み作り」みたいなものにも興味がありました。
自分の向いていることと興味を組み合わせて、「現地の人とつながる組織作り」みたいな、つながりを作れる仕事をやってみたいという漠然とした思いがあります。
ーー じゃあ将来は、発展途上国を支えるコミュニティデザインをする人になるかもしれないですね!
いやぁ、どうでしょうかね?笑
なれたら最高って感じですね!
スラッシュワーカーズは、やりたいと思ったことを全部応援してくれるコミュニティです。
どんどんやりたいことを発信していきましょう!
あおいさんがこれからスラッシュワーカーズとして活躍していくのを応援しています。
あおいさん、本日はありがとうございました!
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