3つのアクションで活動方針を決めたら、全員の意識が進化した話
本業のUX・UIデザインをしながらnote(広報活動)を続けるために、Chatworkのプロダクトデザイン部では活動方針を決めました。
今回はそれについて紹介します。
前提:今までの広報活動
今までは有志でnoteを運用してました。
運用と言っても実際のところ、何を書けばいいの?/書くことが苦手…など 腰が重くなりがちで、年2〜3本程度の更新でした。
それが今年、
…という、マネージャーの🔥熱意🔥から、プロダクトデザイン部内に広報委員会が発足しました。しかも有志ではなくアサインです。
広報委員会には8名がアサインされてます。
全員がプロダクトデザイン部に在籍するデザイナーであり、本業のUXやUIデザイン作業の傍らで活動しています。
広報委員会には2つのチームがあります。
私、satoca(@satocalog)は、noteチームに所属しています。
広報委員長も担っているため、必要なモノを揃えたり、他部署との調整役としても動きます。
noteチームが抱えていた課題
今年前半は、独自の取り組みを記事化しました。
UIフローの標準化を図ったMONDRIAN記事シリーズは、多くの方から反応をいただいてます! \アリガトウゴザイマス/🌷
月2本を目標に投稿を続けると、次第に「ネタが尽きる問題」と直面し始めました。この辺りはnoteを書いている方にとって身近な悩みかもしれません。
なお、アサインされたと言えど、書くのが得意なメンバーばかりではありません(私もニガテ🙋♀️)。
「何を書いたら良いか分からない」「どこに着地させればいいの?」書き手の悩みは膨らむばかり…。
Chatworkのデザイナーに興味をもってもらうために、何を書いたら良いのか分からない
そんな課題を抱えていました。
UX/UIスキルを活用して、活動方針を決めた
課題解決をするのがデザイナー。
そんな訳で、UIフローに則り解決策を見つけることにしました。
そこで実行したのが、3つのアクションです。
1. ペルソナの具体化
私たちが抱える課題の根幹には、「誰が読むのか」「誰に読んでほしいのか」のイメージが持てない問題がありました。
そこで、広報委員メンバー全員が同じイメージを持てるよう、表面的な情報と、心理的な情報を整理しました。
・表面的な情報
└ 業種/年代/デザイナー歴
・心理的な情報
└ 悩み/悩み解決のための取り組み/働き方に対する考え
心理的な情報は「どんな時にnoteを活用するか」を切り口に、「どのような仕事をしているか・そこでは何で困っていそうか」…と想像を広げました。
2. ジャーニーの作成と課題整理
2つ目のアクションでは、
「Chatworkのデザイナーに興味を持つまで」のジャーニーを作成しました。
ジャーニーは5段階に分けました。
各段階で、ペルソナの思考や感情・アクションなどを発散し、
グルーピングや関係性を整理します。
実際、周囲の動向や社会的・働き方の変化のグルーピングが生まれ、そこには不安/転職/キャリア設計などのワードが出ていました。
それらに対し「自分ならどうする?」「転職活動は何からスタートする?」と、メンバーでオープンな話をしました。
次に整理した情報から、課題やなぜそう思うのかを具体化しました。
そして課題解決のために「Chatworkのデザイナーは何をすればいいのか」を考え、実施できそうなアイデアを発散しました。
3. 私たちができることを整理
発散したアイデアは、
【難易度 × ターゲット層への影響度】の2軸で整理しました。
ここではnoteチーム/Podcastチームごとで整理しています。
すると、noteとPodcastで役割が異なる事実が見えてきました。
Chatworkの広報委員会では、次のように各チームの役割を定義しました。
noteチーム
ジャーニー前半がスコープ
起承転結で伝える
取り組みの紹介
リアルな現場の悩み
体験談や成長事例
Podcastチーム
ジャーニー後半がスコープ
対話でリズムよく伝える
パーソナリティの紹介
キャリア系のインタビュー
入社時やリモートワークの体験談
活動方針がもたらしたこと
noteやPodcastの役割が明確になったことで、各々がやるべきことにフォーカスしやすくなったと考えています。
とくに、ネタ相談で「私たちのペルソナなら、どこまで知りたいかな?」とメンバー全員が同じ視点で悩み、一緒にnoteやPodcastを育てていく意識が強くなった、と肌で感じています。ウレシイ!🌈
今後ともChatworkデザイナーたちが発信していくnoteやPodcastを、よろしくお願いします!🙌✨
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