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HSS型HSPの私が心の処方箋を見つけるまでの道のり
こんにちは。私はHSS型HSPという特性を持っています。
冒険心が強く新しいことに挑戦するのが好きな一方で、繊細な心が些細な出来事にも傷ついてしまう。
そんな相反する性質を抱え、ずっと「自分がわからない」と感じてきました。今日は、私がその特性を受け入れ、心の処方箋を見つけるまでのストーリーをお話しします。
自分が「生きづらい」と感じた理由
子どもの頃から、周囲の空気や人の感情に敏感で、学校や家での些細な出来事にひどく影響を受けていました。
一方で、好奇心旺盛な私は、興味を持ったことにはすぐに飛びつきました。
ピアノ、スポーツ、英語、いろいろな習い事に挑戦しましたが、続かない自分に自己嫌悪を感じる日々。
そんな矛盾を抱えたまま大人になり、看護師や教員として働く中で、職場の人間関係や環境に悩み、転職を繰り返しました。
心理学とスピリチュアルとの出会い
転職を繰り返す中で、「なぜ私はこんなに生きづらいのだろう」と思い、心理学やスピリチュアルな学びに触れるようになりました。
そこで初めてHSPという概念を知り、「これが私だ」と腑に落ちる感覚を覚えました。
また、HSS型HSPの特徴について学ぶ中で、自分がなぜ「刺激を求める一方で、疲れやすい」のかが理解できました。
スピリチュアルな学びでは、「自分の心に耳を傾けること」の大切さを教えられました。
忙しい日々の中で無視してきた自分の気持ちに向き合うことで、心が少しずつ軽くなっていったのです。
心のバランスを保つための処方箋
学びを通じて、私は自分の心を守り、バランスを取るための「処方箋」をいくつか見つけました。
静と動のバランスを取る
刺激を求める性質があるからこそ、意識的に「静かな時間」を作るようにしました。自然の中を散歩する時間や、家で好きな本を読む時間を確保することで、心が整うのを感じます。
感情の境界線を引く
他人の感情を受け取りすぎないように、「これは私の感情ではない」と心の中で線を引くことを意識しています。
小さな楽しみを見つける
毎日何か一つ、自分が楽しめることを見つけること。
それは美味しいお茶を飲むことでも、ペットと遊ぶことでもいいんです。小さな喜びが日々のエネルギーになります。
自分の特性を活かせる仕事を選ぶ
子どもたちと関わる小児科クリニックの仕事は、HSPの特性を活かせる天職だと感じています。
自分の特性が役立つ場所を見つけることが、自分らしく生きるための大きなポイントです。
自分を受け入れることから始まる
HSS型HSPとしての自分を受け入れることで、少しずつですが「自分らしく生きる感覚」を取り戻してきました。
相反する特性を持つからこそ、生きづらさを感じることもありますが、それが私らしさでもあります。
もしあなたも生きづらさを感じているなら、まずは自分を知り、受け入れることから始めてみてください。
私の体験が、少しでも同じ悩みを持つあなたの参考になれば幸いです。一緒に、自分に合った心の処方箋を見つけていきましょう!