短編小説「ハセガワ君はえふりこぎ」
※以前に趣味で執筆していた短編小説です。元々はお題にそった短編小説なので、原題は「ふるさと」という作品になります。
※東北訛り部分の正確性はご容赦頂ければ幸いです。
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うちのフロアの花形社員である同僚が、朝っぱらから部長の元へ向かい高らかに宣言した。
「部長、俺、今日は絶対に残業できませんのでよろしくお願いします」
「おう。のっけから申告してくるなんてタカム