⭐️救急搬送顛末記🚑中編とイタリアンバール
2/23(金)天皇誕生日の祝日で三連休の初日、しかも真夜中。
グループホームの母が吐血し、救急搬送。
タクシーをつかまえるのに、ひとりでわちゃわちゃしてしまった。
前編⤵️
連休明け2/26(月)、私の行動記録。
⚫︎家事のち暫くサボっていた整形外科に通院
⚫︎昼食(粗食)
⚫︎グループホームに、母の保険証と義歯などの荷物を取りに行く
⚫︎病院で、主治医の説明を聴き、面会し(何せ平日2時間のうち15分間だけ‼︎)、入院手続き(受け付けは16:30まで‼︎)
⚫︎友人のイタリアンバールに顔を見に行く
⚫︎修(仮名、長男)の夕食を作る
……で、今座ったところ。
あれ?「詰め込み過ぎをやめた」んじゃなかったっけ?
これでも以前よりはかなり「マシ」になったのよ。
自宅と病院の間にグループホームがあればお誂え向きだけど、そうは問屋が卸さない。
しかもお天気がコロコロ変わる。
人力ママちゃりは置いてくか……
ホーム長に電話をすると、お荷物のご準備はできてますからいつでもどうぞ」。
バス+バス+電車+徒歩、乗り継ぎが悪く1時間15分。
後期高齢者医療保健証と義歯と退院時に着る服とガラケーと充電器。
ファックスで伝えておいたのに、大きな紙袋を渡される。
仕分ける時間の余裕がなく、重いなぁと思いながらお礼を言って病院に急ぐ。
徒歩+電車+徒歩、45分くらいか?
重い、腕が痛い。
救急の入口しか知らず入り方が判らなくて、建物の周りをうろうろ。
どうやら北棟の3階までエスカレーターで上がるらしい、初心者には難しい。
病棟ドア前でピンポンを押して名乗ると、面会受け付け済みを確認して開扉。ナースステーションで名乗ると病室まで案内してくれる、関所がいっぱい。
母は相変わらずケロリとして「ちゃりれれちゃん?来てくれたん?」と笑顔。
主治医からの説明の時間が取れると、看護師が呼びに来た。
S山先生は電話の印象通りで誠実そう。
「結論から言いますと、内視鏡検査を行いましたが、何もありませんでした」。
はぁ?あの真夜中の狂騒は一体何だったんだ?
食道がんか?胃がんか?と覚悟してたんだけど?いや、幸いなんだけど……
強いて言えば、逆流性食道炎が治った痕と食道裂肛ヘルニアがあった。
胃酸の逆流はないし、嘔吐を防ぐには食後に体を起こしておくこと。
え、それだけ?
吐瀉物が黒かったのに、出血してないなら何なの?
「黒い物を食べたんじゃないかと」「イカ墨とか?」「イカ墨なら真っ黒になります」「汚れたパジャマを持ち帰りましたけど、かなり真っ黒でした」「施設で食べた物は判りますか?」「判りませんが、イカ墨は出ないと思います」「……」。
もう一つの可能性は鼻血。
嘔吐時、両鼻から出血していたらしい。
鼻血と胃酸が反応して黒くなったのではないか?あくまで可能性の話だけど。
口頭で同意した内視鏡同意書と入院診療計画書に署名。
CRP(炎症反応)が救搬時より上昇してるらしい。
吐瀉物?鼻血?が肺に入った(いわゆる誤嚥)のが原因かもしれないので、2〜3日抗生剤を点滴して様子観察。
2/29(木)の採血結果に問題がなければ退院、拍子抜け。
母に「また来てね〜」とにこやかに見送られ、入院手続きへと急ぐも未だ50番台。
待ち時間に入院申し込み書、連帯保証人誓約書に署名•捺印。
お待たせしましたと案内されてみれば、研修職員に当たってしまった。
無事かどうかは不明だけど、入院手続き•レンタル契約締結。
そういえば母の「限度額適用認定証(医療費が高額になった場合に限度額以上は支払わなくて済む)」が自治体から届いていない。
自動更新の筈なのに?
……と思ったら、昨年の弟のミスの余波がここにも。
母の確定申告は「母をガン無視する弟」に任せている。
母のことは嫌いでも、お金は好きでしょうからね。
弟が「寡婦控除」を書き漏らし課税区分が変わってしまい、修正する為に妹と私が奔走したっけ。
判明したときには、弟は転勤して遥か遠くに行っちゃってたんだから仕方がない。
ひとこと謝ってくれてもいいんだよ?
弟の所為で、妹が市役所に行ってくれる予定になっている。
「介護保険証はお持ちですか?」「グループホームにあります。必要ですか?」「一応、全員の方にお伺いしてるんですけど……」「事前に必要だと知っていたら、医療保険証と一緒に施設から持って来ましたよ?」「すみません」「写メありますけど、これで確認お願いできますか?」「これで充分です」。
ほんまかいな?
「預かり金のことはおききですか?」「いいえ、伺っていません」。
だからさぁ、あの真夜中の職員さんに「入院手続き時に何が必要ですか?」って確認したよね?私、復唱したでしょ?
看護師じゃなくて医事課の人だったよね?
預かり金は、クレカでも何じゃらPayでも可能らしくて助かったけどさ。
どこかで気分直しをしたいなぁ。
そうそう、病院から徒歩で行ける場所に友人のイタリアンバールがある。
会えるかな?
「こんなとこで待ってるの?」
自転車でやって来た第一声がこれ。
おいおい、何年会ってないのよ?
「おーっ久しぶりーっ」とか「わー来てくれたんですか?」とか言わない?
まるで先週会ったばかりみたい。
お茶の香りが素敵で名前を訊いたら、フランスの「バイカルヒュッセ」って。
今検索したら「バイカル•ルッセ」?
確か烏龍茶も入ってるって言ってたし、ベルガモットの香りもしたし。
時間が経っても渋くならない。
盛大にお店の宣伝をしたいところだけど、近日閉店。
別の土地でオーベルジュを始める。
先ずはレストランからの予定。
最寄り駅から電車に乗ると乗り換えが増えるし、帰宅ラッシュと重なるので、ターミナル駅迄歩く。
帰宅したら、病院から留守メッセージ。
「明日かけ直します」だって。
えーっ、何ぃー、やだぁーっ
もうヘロヘロだよ……
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