「ベビーにこっと」について調べてみました
東日本大震災の発生から今日11日で13年になりました。震災で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りするとともに、いまもなお避難生活をしているみなさまにお見舞いを申し上げます。これからも引き続き、防災・減災に向けて自分にできることを積み重ねていきたいと思います。
2023年7月にリニューアルした南房総の「道の駅 富楽里とみやま」に行ったところ、新しく授乳室ができていて「ベビーにこっと」を備蓄していることをお知らせするポスターがありました。
「ベビーにこっと」とは?
コンビウィズ株式会社が避難所や施設の緊急対策備蓄品として開発している、赤ちゃんのためのスペースが確保できる段ボール製簡易コット(コット:赤ちゃんを寝かせるための小さなベッド)だそうです。
簡単に組み立てることができて、折りたたみ式の幌が付いていたり、強度と通気性を考慮した構造で赤ちゃんをしっかりと支えてくれて、『まるでママに抱っこされているような安心感』を目指した製品だそうです。
たしかに避難所の映像や写真を見ていても、体育館の床の上に布団を敷いていたり、大人用の段ボールベッドで寝ていたり、赤ちゃん向けのベッドを見かけたことがなかったことに気付きました。
南房総市の道の駅では災害時の一時避難に備えて「ベビーにこっと」を備蓄しているとのこと!急いで避難しないといけない時にベビーベッドは持って行けるものでもないので、こういった製品が避難所や施設に備蓄してあると助かりそうです。
(余談)
道の駅「富楽里とみやま」の地下にある直売・物産売り場が増築されていて、お野菜もお魚もとっても充実していました!フードコートにあるお総菜店「菜の花」の「つみれ汁」はじめおそうざいはどれも絶品なので、おすすめです。