読書道No.0001「ソウル・オブ・マネー」⑫第12章 豊かさの流れを選択する
(1)潮流の逆転(P.286~295)
ダライ・ラマ法王と過ごした「統合の対話(※1)」の時間と、その対話から生まれた「世界は目覚めつつあり、潮流は逆転しつつある」という統合の流れに対する合意が書かれていました。
その中で私たちの時代の仕事について、これまでのシステムと仕組みの死を看取り、新しい持続可能なシステムと仕組みの「助産師」となることと述べられていました。
このワードを聞いたとき、奈良のお友達のウェルネスプログラムや、京都のお友達の育菌コスメWS、ママ英語講座やそのメンタープログラムそしてそれを創設された師の顔が浮かびあがってきました。
依存をせず依存させずの関係を大切にし、自身も含め自然の循環の輪に含める在り方実践している人が周りに増えている事、それこそが持続可能なシステムと仕組みがすでに在ることを示していると感じました。
※1:30人ほどのメンバー全員が地球規模の活動家、宗教的なリーダー、あるいはスピリチュアルな教師で構成された集会。集会の目的は、世界情勢についてお互いにつながり、ダライ・ラマ法王とつながること。
(2)変容のダイナマイト(P.296~301)
芋虫は蝶になる過程が書かれていました。
それを私はこの様に読み取りました。
①目に映るものを全て食べつくす過食状態
(欠乏ベース・多ければ多い方がいい状態)
↓ 自分の体重の数百倍もの量を食べる
↓ 食べに食べて太り動作がゆっくりとしたものになる
②(発育上の超過と同じ瞬間に)成虫細胞が活動を始める(変革の開始)
↓ その細胞は少数でありながら、お互いが結びついたときに
↓ 新しい変容の指揮者となる特殊な細胞
③蝶となる奇跡の創造(充足ベース・循環状態への移行)
わたしたちは今、既に蝶の状態にあるけれど、自身が変革していることも世界からの見え方が変わっていることも「まだ気づいていない」または「気づいているが受け止めきれていない」状態なのではないかと感じました。
気づくいた人から見える世界も身を置く場所も変わっているのだろうな…
(3)訳者あとがき(P.302~305)
訳者自身も「お金の有無で自分が自分であることは変わらない」という体験をしていることが書かれていました。
ぜひこの本や読書感想文を読んだ方が、自分の事として、自分が何を選択するかどう選択するか、ひいてはどう生きて何を遺して死んでいくか、考えるきっかけになりますように。
おしまい♪
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