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スンドゥブは咀嚼、消化、され体と融合する。
新年明けて、はじめて実家に戻った。お昼ご飯に、母親が作ったスンドゥブを食べた。この韓国料理は、どこの国の母親が作ったとしても、家庭の味になるだろう。そんな美味しさが舌にまだ残っている。その赤さが、その熱さがそう思わせるのだろうか。世界に春が来たら、下関からフェリーに乗って韓国に土鍋を買いに行きたい。
山口県にルーツがある新造家の家庭の味に「瓦そば」がある。これはパリパリに焼いた茶そばに、薄切りに
どこの台所にもある名前のない神話
台所に立つ。腹が減ったからだ。スーパーに行く気持ちにもなれないし、家にあるもので何かを作ろう。フライパンをコンロに乗せる。火はとろ火。熱くなり過ぎるうちに、油をいれ、クミン、コリアンダー。カゴの奥底でしなびていたニンニクを手に取る。内側が黒くなっているものもある。ざっと洗って、みじん切り。フライパンに投入する。タマネギもカゴから取り出す。これも一体いつ購入したものだろう。皮をむくとツヤツヤしていて
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2020.06.01(月)昼
コーヒーゼリー
おやつにコーヒーゼリーを作った。アイスコーヒーを市販の寒天で固めた。驚くほど簡単にできた。市販のアイスコーヒーは安いので、コーヒーゼリーは買うより作ったほうが、同じ値段で驚くほどの量を生産できる。市販のゼリーは甘すぎるので、自分で味を調節できるのもいい。牛乳とハチミツで感味付をした。以前、フルーツサンド、プリンなども作った。スイーツというのは、自分