【節約生活#730】節約と格好のよい生き方
趣味で節約生活をはじめてみた。
肉体的、精神的、社会的な健康を目指しながら節約をするというルールで挑戦中。
(2024,6.15更新 それまでは「健康で文化的な生活をしながら節約をする」というルール)
格好悪い生き方をする人
ニュースなどはたいていゴシップ的である。目に入るとたいてい気持ちに影響が出てしまうので目にしないようにしている。
それでも、あまりに情報が溢れているので、目に入ってしまうことも多い。
最近は有名人で収入の多そうな人が格好の悪いことをしている話が目に入る。インターネットだとインタビューや自信での配信だとかで、どうしえも目に入りやすい。
ブロックできないものだろうか。
ところで、「お金持ちになろう系」の書籍では、金持ちは性格がよい人が多い、善い人が多いのだと主張していることが多い印象がある。そうして、むしろ貧乏人は心まで貧しいのだと非難して、お金持ちになろうと喧伝する。
人間性が収入につながっているのだと。
しかし、上述のニュースでもわかるように、本来人間性と収入や資産は関係ない。
お金のある善い人もいれば、お金のない善い人もいる。
お金のある悪い人もいれば、お金のない悪い人もいる。
「悪い人」とひとくくりにするのは良くないけれども、お金に振り回されての人もいる。
お金を持つことで傲慢になったり、人を下に見たりする場合もある。逆に、お金がないことでいじけたり、せこくなったりする場合もある。どちらの人も実際に見聞きしたことがある。
自分でも、以前、お金のために無理をして働いていたときは、性格がきつくなっていた。そのせいで迷惑をかけた人もいる。
仕事の依頼される自分を「できる人」と勘違いして、他の人を下にみたりしていた。
時間がないことや過労に悩まされていたけれども、お金に振り回されてしまっていた側面もある。
善い生き方をしたい
お金があろうがなかろうが、格好の良い生き方をしたい。
善い生き方は格好よくみえる。
自分がどういう生き方をしたいのかを抽象的にまとめていくと2つある。
ひとつは、「自分を知っていること」で、もうひとつは「ありたい自分でいること」である。
自分を知っていることというのは、内的にも外的にもである。
内的な面は、自分の価値観や好きなものや嫌いなものなど、自分の気持ちである。
外的な面は、立場や人間関係のような社会的な面や今持っているお金や毎日の支出などのお金の面がある。
特に内的な面は、生き方の根本につながる。
「自分」を知っていることの自分には、自分のしたいこと、すべきことを知っていることを含んでるからである。
意識をしていないと自分の価値観にあわない選択をしてしまうことはよくある。
ありたい自分であるというのは、実際に価値観に沿った生活をしていたり、時間をすごせているということになる。
そういう意味で、何かを強いられていることが肌に合わないということになる。そう考えてみると、子どものころから、他のひとと同じ場所でずっといっしょにいることが苦痛であった。学校が嫌いであったのもうなずける。
こうしてみると、自分のことだけというふうにもみえる。
ただ、自分の価値観やありたい自分には、他者へのリスペクトを忘れないということもある。感謝を忘れて生きていくことは、自分としての「善い生き方」ではないし、単純に格好悪い。
節約をしていると
節約をしていると、お金があるのかないのかわからなくなってくる。
ただ言えるのは、お金に振り回されたくない感覚である。
いくら貯金したとか、いくら節約したとかという額で戦う時代はもうすぎた。
自分のいう格好のよい生き方ではないからである。
もちろん、自由になるお金がないとそんなことも言っていられない。
今も昔もたいした収入がないけれども、困らない生活ができている。これは、節約のおかげでもある。無駄な支出を減らせれば、自分のしたいことに使えるようになるからである。
節約にも感謝して、今日も丁寧に時間をつかっていきたい。