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【節約生#676】朝時間を確保する

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。

忙しいときほど

 一般的には自営というのだろう、依頼があったら仕事をするという生活を半年と少し続けている。そうすると仕事の多いときと少ないときがある。
 最近はどうも多すぎるようで、どこかで調整が必要かもしれない。

 忙しいときほど祈る時間をとるとルターが言っていたらしいということを思い出す。ルターのその文脈は調べてもあまりわからなかった。ただ、忙しいときほど祈る時間を増やすものだとされている。

 忙しいときほど自分にとって大事なことに時間をとるべきである。
 自分にとってそれは朝時間である。

朝時間の大切さ

 元々は夜型の生活をしていた。
 節約生活をするにあたって、朝に時間をとることにしたのがはじまりである。

 節約の場合、収支を計算したり、節約行動を反省したり、節約情報を集める時間が必要である。自分の場合は、それを毎朝することにした。あわせて、それをnoteにまとめるようにしていった。

 継続していくと生活の感覚が変わっていった。生活世界という用語があるけれども、文字通り世界が変わり、景色が変わった。

 一言でいうと余裕である。
 朝には豆を挽いてコーヒーを淹れている。コーヒーの香りを楽しみながら朝焼けを浴びて、自身の毎日を振り返っている。
 考えてみれば、それまでは忙しさを言い訳にして自分のことを見つめる暇がなかった。
 忙しすぎることを忙殺と言ったりもする。「忙殺されて」というように、忙殺は受け身の文で使われるけれども、本当に忙しさに殺されていくことを受け身で感じていた。
 忙しいと自分が自分でなくなる感覚がする。

 節約生活のために朝時間を確保したら、結果的に自分を取り戻したのである。

悪魔のささやき

 最近はちょうど忙しい時期になってしまった。
 来週から来月まで仕事が毎日のように入ってしまっている。

 昨日、仕方ないので朝に仕事をしようかと一瞬思った。
 悪魔のささやきである。

 今の朝の時間を削ってでも仕事の作業をしようと思いついてしまった。
 危険な兆候かもしれない。

 朝に仕事の時間をとっても構いはしないけれども、節約のためにとった自分の時間を手放すことを自分の人生を手放すことと同じ意味である。

 朝時間は何としてでも確保する。
 強い意志で臨まないと、また忙しいだけの人生に戻ってしまう。

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