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【CARICA note vol.60】飲酒しない人も!肝機能の低下に気をつけて!

ようやく秋らしい気温になってきて、「食欲の秋」のシーズン到来といったところでしょうか。ついつい飲み過ぎてしまったり、食べ過ぎてしまいがちな方も出てくるかもしれません。

そんな時期に気をつけたいのが「胃腸」ですが、暴飲暴食や乱れた食生活が原因で不調に陥ってしまうのが、実は「肝臓」です。

胃腸の不調と違って、肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、少しくらいの不調なら特に症状に出ません。

しかし、知らず知らずのうちに肝機能が落ちてきてしまうと、重症になってしまう可能性があるので要注意です。

沈黙の臓器「肝臓」

特に近年は、アルコール(飲酒)やウィルス性が原因ではなく、生活習慣が原因で肝臓の機能が低下し、肝硬変などに発展してしまう「NASH(ナッシュ)」と呼ばれる、非アルコール性脂肪肝炎が警戒されています。

NASHは、飲酒やウイルス感染と関係のない人が、肥満や糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病の影響で脂肪肝になり、そのまま放置することで、肝臓の機能が低下し、やがて肝硬変、肝臓がんへと進行する怖い病気です。

生活習慣病があり、お酒をまったく飲まない、あるいは少量しか飲んでいないのに脂肪肝と診断されている人は、NASHの可能性があります。
暴飲暴食または生活習慣を改善し、進行を食い止めることが大切です。
 
肝臓が疲れてくると、なんとなく元気が出なかったり、様々なところへ悪影響がでてきてしまうので要注意です。

要注意の暴飲暴食

また、日頃のストレスは肝臓にも悪影響があります。

これからの時期、仕事の疲れがたまっている時などは、積極的に休養をとり、心も体も休めることが重要です。

「沈黙の臓器」と呼ばれるほど、なかなか症状が表れにくい肝臓ですが、肝機能が落ちてしまうと、様々な病気につながる可能性が高くなってしまいます。

これからの時期は特に注意していきたいですが、日頃の生活習慣から気をつけてしっかり予防していきたいですね。

カリカセラピ株式会社では「NASH」に関する研究結果もでていますので、気になることがありましたら、お気軽にお問合せくださいませ。

カリカセラピ株式会社
営業部 福田 英之