高野山内の町石を辿って奥之院へ
1月21日は麓の九度山にある
慈尊院から高野参詣道 町石道で
高野山まで登ってきました🙌
詳細はこちら🌱
約7時間、20kmの長旅でしたが
とても充実した道のりでした♪
今回はその続きです🤗
壮大な寺の境内
高野山を訪れるのは3回目ですが
今回初めて知ったことがあります
たぶん普通に観光に来てる人は
このこと知らない人多いんやないか
壮大すぎて震えました😆
寺の境内といえば門や塀に
囲まれたエリアが一般的ですが
金剛峯寺の境内は高野山全域らしい
正式には高野山金剛峯寺と号し
高野山真言宗(真言密教)総本山の寺院
816年に弘法大師空海が開創した
金剛峯寺の境内と思われる範囲を
緑点線で囲ってみました🌱
壮大すぎてよく分からないですが
左下の大門から右上の奥之院まで
直線距離でおよそ3.5kmあります😂
大門は高野山の西端にある門
町石道ではここまで急な登りで
門を過ぎるとなだらかな下り道
ここが境内の入口やったんやな😆
ここも金剛峯寺境内の1エリア
ここだけでも一般的な寺院より
巨大な建物でその壮大さが分かる😂
境内には壇上伽藍、奥之院のほか
高野十谷と呼ばれる地区で構成され
現在でも117の寺が存在するそうです
その中の1つに宿泊したんですが
それはまた別記事で書きます🙌
今まで思ってたのは
高野山にある金剛峯寺、壇上伽藍、奥之院
だったんですが高野山全域が境内なら
高野山金剛峯寺にある壇上伽藍、奥之院
という認識せなあかんってことか🤗
今回書く奥之院までの町石道は
壮大な金剛峯寺境内を歩いてる🚶♂️
そう思って見てもらえると
高野山の凄さが分かるのかなと思い
長い前置きを書いてみました✏️
町石道(金剛界)で奥之院へ
起点は麓から続く町石道と同じ
金堂、根本中堂のある壇上伽藍
ここまでの道中で雪降ってたけど
それが幻かのような青空でした🙌
壇上伽藍から歩く高野山内
町石道は町(約109m)毎に設置される
町石を道標にした高野参詣道の一つ
空海の時代には卒塔婆だったらしいが
木製で朽ちてきたので鎌倉時代に
石造り(町石)に改修したそうです
奥之院まで続く町石道(金剛界)は
36町(約3.92km)の道のりで
ほぼ中間にある一の橋(17町)まで
高野山内の町を歩きました
一際にぎわってたのは金剛峯寺
僕も初めて高野山に来た時は
ここしか行ってないんやないかな😂
ただこの日のメインは町石道なので
スルーして先を目指します
(翌日行きました🤗)
数珠屋という家号ですが
それ以外の仏具や土産物もある
旅行支援クーポン利用して
お香を購入しました🐽
こちらでは名物かるかや餅を…
前泊宿でもらった地域クーポン
ありがたいんやけど終日歩く日で
山上だと使える店も少ない😓
さらに閉店時間も早いとなると
使い道に悩んでしまう…
せめて宿泊日から2日使えたらな🙄
電線が地中埋設されてるのか
スッキリ整備された道
ぱっと見は普通の町の中ですが
歩道の脇に町石があるので
町石道なんやなと実感する✨
そして忘れかけるけど
ここは高野山金剛峯寺の境内😂
高野山内にある117か寺のうち
52か寺は宿坊寺院になっていて
現在はその多くが一般参詣者でも
宿泊できるみたい
寺院の前には蓮華谷バス停があるが
この蓮華谷は高野十谷の一つらしい
今の地図だと地名とし見つからんけど
バス停で名残を観れるんは面白い🤗
駐車禁止の道路標識に屋根👍
なんか優しさを感じるな〜
3年ほど前に落慶したばかりで
木の色合いが残る門や建物
これがまた数十年数百年先へ
受け継がれていくと思うと
なんか感動して鳥肌が立った
ここまで町なかの舗装路なので
歩きやすかったけど疲れた足やと
硬い路面はしんどかった😓
途中土産物店行ったりしたので
時間要したけど一の橋まで来ました🙌
一の橋から奥之院参道を歩く
長く歩いてきた町石道も
残すところあと奥之院内の参道
およそ2kmを残すのみ🙌
気を引き締めて一の橋を渡ります
入定とは、真言密教の修行のひとつで
精神を統一し、無我の境地に
至るために瞑想することだそうです
一の橋は奥之院の入口で
浄域への入口でもある場所
そういう意味でも気を引き締め
足を踏み入れさせてもらいました
町石の形と同じ五輪塔の形をした
石塔が無数に並ぶ参道
町石もあるようですが紛れて
見つからなくなってしまった😓
古い石垣、巨大な杉木立と
その中に佇むお地蔵様
ここはお地蔵様も有名らしい
一の橋を渡ると景色も空気も
全く違う異世界の雰囲気
20万基超の供養塔の中には
歴史的な有名人や企業や団体
全国消防殉職者などがある
一の橋にある案内板に場所は
書かれてたけど目印少ないので
見つけるの難しいし
分かったとしても参道から外れて
森に入るのはちょっと勇気いる💦
歴史的な有名人の供養塔は
一目見てみたいので機会があれば
また探して手を合わせたいな🙏
石塔と巨木の立ち並ぶ参道を
30分ほど歩くと建物が見えてきた
石塔に圧倒されすぎて
町石道を歩いてたことは
すっかり忘れてしまってたけど
護摩堂付近で34町となり
あとは2町を残すのみ🙌
弘法大師御廟
この橋から先は撮影禁止🙅♂️
写真ないので言葉だけで…
うまく伝わらないと思うので
興味ある方は行ってみてください👍
まず脱帽、服装を正して
清らかな気持ちで一礼し橋を渡る
写真の他、煙草も飲食も禁止です
橋から200mほど(約2町分)行くと
見えてくるのは灯籠堂という建物
堂内には全国から奉納された
多くの灯籠が天井から吊るされ
お堂の雰囲気と相まって感動する
1週間経った今も目に残る光景でした
灯籠堂の地下には入定する空海の
いちばん近くまで行ける法場があり
読経をするそうですが
僕にはできないので合掌だけして
地上へと戻りました
そして灯籠堂の奥にあるのが
弘法大師御廟と言われる
空海が入定留身の地
建物に入ることはできないが
お参りさせていただきました🙏
まとめ
これにて麓の九度山から
距離約24kmを歩いた
町石道の旅を終えました🙌
最終36町の町石は見落としました
見つけてても写真撮れんので
お見せすることはできんけど😂
この記事で歩いた壇上伽藍から
奥之院弘法大師御廟までの
町石道 金剛界の道のりを
高野山境内地図と重ねてみた
今回の記事内での写真は全て
境内だったということになる
そう考えたら凄さが伝わるかな
新たな発見も多かった
今回の町石道歩き旅ですが
参詣道は他にも6本ある🤗
あと女人道も気になってるので
また機会あれば歩いてみます🌱
町石道は歩き終えたけど
この後、帰りに道のりを歩き
宿到着時はクタクタでした💦
宿坊での詳細はこちら