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ハイキング|初めての屋島を歩く🌸

屋島といえば高松の観光地✨
ってのは知ってたし
海からも陸からも特徴的な山容が
見えてたので気にはなってた場所

ただ行く機会がなく・・
今回初めての訪問となりました😁

屋島と周辺(Google map)

屋島は島なのか?

島ではなくても島って付く地名は
多々あるので個人的には気にしてなかった
ただ屋島は島だと思ってた・・
という方もいるみたいで
そう言われてみたら気になって調べてみた🤗

結論|昔は島だった

屋島は遠浅の海に浮かぶ島だったが
江戸時代の塩田造成などの干拓により
現在は陸続きになっているそうです。
ただ、相引あいびき川(上記画像の点線)を
川ではなく水路とみなした場合は
四国本土と切り離された島とも言える

法定区分では四国本土の扱いだが
海上保安庁は島という扱いをしてるらしい

昔は島だったから
屋島という地名になったんやな♪
なんかスッキリしました😁
知った上で歩けばもっと楽しめたかもですが
この件はついさっき知りました😓

▼下記の記事内に昔の地形図が出てきてます

屋島を歩いてみた🌱

今回香川に来た目的は
この前日の沙弥島の美術館ですが
日帰りするにはもったいないので
翌日軽く歩けるとこを探し
屋島に行き着いたという経緯です🤗

いつものように
ハイキング前のモーニング☕️

屋島へ向かう🚃

JRにも屋島駅はありますが
本数が多いんと登山口に近いので
今回はことでんを利用しました

志度線の電車は赤色

瓦町駅から志度線の電車に乗り
およそ15分で琴電屋島駅に到着する

琴電屋島駅のホーム
琴電屋島駅の待合室
駅前にそびえる屋島(冠ヶ嶽)

駅舎を出ると目の前にドーンと
迷いようがないほど分かりやすい😆
2004年まではこの道の先に
屋島ケーブルの駅があったそうだが
現在は利用客減少に伴い廃止されている

もし今動いてたとしても歩いて登るけど♪

坂道の上から琴電屋島駅

しばらく坂道を登っていき
ケーブル駅跡から屋島神社へ・・

屋島神社と冠ヶ嶽

神社の背後にそびえる冠ヶ嶽
山頂付近はほぼ垂直の岩
今回歩こうとしてる道は
あの岩のどこかを登るルート💦

ここから見たら登れそうにないが
まぁ裏道があるんやろうと
楽観的に考えて先へ進んだ

冠ヶ嶽を目指す

普通の山やと登り始めが急で
山頂に近づくに従っって
勾配が緩くなっていくが
屋島は全体的に台形をした山で
山頂付近が一番急になっている

屋島神社から冠ヶ嶽への道は
マイナールートなようで
最後の岩場に至るまでも
印を頼りに進むしかなかった

油断禁物な角度😓

急な道を登ること30分ほどで
目の前に見上げてた岩が見えてくる

ほぼ、というか完全に垂直の壁
さすがにここは登れないけど
ルートにはロープがあるらしいので
それを探しつつ岩場に沿って歩く

ロープ利用しても垂直の岩登りなので
印を頼りに迂回も可能ともあったため
無理なら迂回も検討、それも無理なら
諦めて神社へ下山することも想定してました

でもその前に遮るもののない
開放的な景色を少しだけ楽しむ

東側の景色|五剣山と志度湾
冠ヶ嶽の岩壁
ロープを発見✨

岩の間の谷間にロープを見つけた
むき出しではないのでまだマシだが
安易に登れそうではないなと感じた😓
無理はしないと決めて行けるとこまで・・

後ろと下は見ない!!

片手にロープもう一方は岩を掴み
安定する足場を探して慎重に・・
静かな場所だったので
鼓動がウーハーのように響く😓

格闘することおよそ30分
やっと手を離せる場所へ行けた
久々の開放感と達成感でした✨
ただもう一度は遠慮したい😖

振り返ると登ってきた
南側の風景が広がってました
標高280mほどなのに
それよりも高く感じてしまう😁

岩場の上、テラスと言われる場所
冠ヶ嶽山頂と経塚

柵の向こうには景色があるが
岩場から以上のものはないのでパス🤗

屋島南嶺と東の眺望

今回のハイキングは
岩場登りが終われば平坦道

岩登りの緊張感が嘘のような
気持ち良い森を抜けていく

森を抜けて急に現れるのは
登山口でも触れたケーブル跡
山上駅は解体されずに残ってた

建物は開業当時のままなのか
モダンな雰囲気が残ってる
再利用したら名所になりそうやのにな・・

ケーブル駅と商店など

ここだけ時間が止まっててる
白黒で撮影しても違和感ないかも😆

ここから屋島中心部へは舗装路になり
山にいる感覚すらも薄れていく・・

屋嶋城があるらしい

城跡も気になったが時間の関係でパス
この近くにある屋島南嶺へ

三角点があるのでたぶんここ😓
ってくらいラフな南嶺でした・・
景色はもちろん看板すら無い

台形の山容なので
山の中心ではなく山頂エリアの
周囲が景色良い山なんよね♪

ってことで周囲から見た景色

北東側の景色|瀬戸内海と奥は小豆島
南東側の景色|市街地と右は屋島の地形
談古嶺|桜と海

屋島北嶺と西の眺望

屋島は南北に細長い山塊で
ほぼ平坦な山頂エリアですが
北と南に分かれてるようです

南嶺に行ったので北嶺にも
というお気軽な縦走へ
北嶺への道は舗装された遊歩道で
言い方悪いけど眠くなる😓

ちょっと先の階段から山へ
どこまでも平坦な稜線を抜け
北嶺と思われる場所に到着

ただ三角点が見つからず
印がある行き止まりってだけ
まぁGPS上は山頂なので
良しとして折り返す😆

本当はそのまま北の岬へ
行きたかったんですが
下山しても交通手段がないのと
この日は時間制限があったので
小走りで南嶺方面へ戻った💦

急ぐが景色は見たいので
眺望の良いとこはしっかり満喫
さっきは東側だったので帰りは西側

高松市中心部
屋島と市街地
さぬき百景

遊歩道を南へ歩いていくと
前から来る人が多くなってきた
と思ったら近くに駐車場があった🤗
路線バスも上がってくるとか・・

歩いて登りたい欲を我慢すれば
アクセス良く気軽に来れる場所👍
今年の瀬戸芸エリアにもなってるみたいやし
駐車場近くでは工事も進んでた

現地の工事現場
眺めが最高な施設になりそう👍

屋島山上拠点施設 基本設計(概要)より

工事中の建物前は
獅子の霊巌れいがんと言われる
屋島で一番見渡しの良い場所で
施設ができることでさらに
良い場所になるんやないかと楽しみです

獅子の霊巌|女木島と男木島
獅子の霊巌|高松市街地と女木島

市街地と瀬戸内の島々に加え
この時期は桜も咲くので最高🌸

そして思う・・
なんで今まで来んかったんやろ💦
こんな良い場所はよ来るべきやった

再訪を誓う

景色を堪能した後は
早足で下山へ向かうんですが
その道中も気になる場所が
多々目に止まって足も止まる・・

北嶺から先の景色も見たいので
現地に居るのに再訪を誓った😆

れいがん茶屋|景色を眺めながら食事ができる
喫茶マウンテーン|気になる!!
屋島寺|パスするんは心苦しかった

下山は屋島寺への参道で
舗装された遊歩道四国のみち
足元は安心できるけど
急坂すぎて急ぐに急げない😓

けど下山してみれば
山上エリアから25分ほどでした
登りの岩場で躊躇した時間とほぼ同じ
そう考えたら一瞬の下山でした🤗

振り返ると屋島

登って歩いて振り返って
やっぱり独特の形やなって思った
なんでこんな形してるんやろ😓
現地では写真だけ撮った看板に
成り立ちが書いてたので紹介します

瀬戸内海一帯の大地は花崗岩を基盤としていますが、花崗岩は風化が著しくまた風雨に脆く侵食に弱い性質を持っています。しかし屋島は花崗岩の上を硬い溶岩(讃岐岩質安山岩)が水平に被っているため周りの花崗岩が侵食されても崩れないで残ったものです。このような地形をメサ形溶岩台地といい、屋島の他、小豆島、紫雲出山などがあります。

現地の看板

上の写真でいうと
平らな部分が讃岐岩質安山岩で
斜面になってるとこが
侵食さえて削れた花崗岩ってことか

違う性質の岩が重なったことで
このような地形が生まれたんやな😆
岩について詳しくないけど
こういうの知ると興味わくな〜♪


そして下山の方ですが
出発した琴電屋島ではなく
コースタイムの短い潟元かたもと駅に
無事予定時間までに下山完了しました
1本乗り遅れると危ないからな🤗

忙しく下山した理由は👇

今回のルート

初めての屋島を南北に縦走
恐る恐る登る岩場もあれば
絶景の展望台や森を抜ける道もある
異なる岩が作った独特な地形を
存分に楽しむことができました🤗
再訪はしたいけど満足👍

YAMAPより引用した地図に書込み

・時間:約3時間40分、・距離:9.0km
・登り:474m、・下り:475m
琴電屋島駅→屋島神社→冠ヶ嶽→南嶺
→談古嶺→北嶺→獅子の霊巌→潟元駅

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