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湖北に1泊、国宝十一面観音とサラダパン

東海自然歩道の歩き旅を
関ヶ原駅で歩き終えたあと
宿のある滋賀県長浜へ移動💨

希望は岐阜県内泊が良かったけど
2食付き手頃な駅近宿を探すと
今回の宿しか見つからなかった😂

そんな宿と翌日ぶらり旅について
書いてみようと思います🙌

湖北に1泊とぶらり旅


養老から東海自然歩道を歩き
関ヶ原へ歩き着く記事👇

下山時は薄明るかったけど
市街地歩いてるうちに夜になる…
といっても時刻は17時半💨
季節の移ろいを感じた11月最終日

宿の最終チェックイン時間は
19時で余裕やと思ってたけど
検索したらギリだと判明💦

17:48|関ヶ原
 ↓ 🚃《JR東海道本線》
18:09|米原
18:27|米原
 ↓ 🚃《JR北陸本線》
18:37|長浜
18:42|長浜
 ↓ 🚃《JR北陸本線》
18:52|高月

距離の割に乗換えも多く
歩き旅後の足には地味に辛い

旅館 住吉屋

最寄駅に降り立つと雨が降りだすも
駅近な宿なので小走りで向かった💨

18:57到着🙌セーフ

旅館となってるけど民宿な雰囲気で
玄関のベル鳴らし出てきてもらい
部屋に案内してもらった

6畳和室(風呂トイレ洗面共同)

雨降る寒い屋外から入ると
天国かの様に快適な空間でした🙌

宿の方に食事の時間を聞かれ
さっぱりしたい欲もあったけど
到着時刻遅かったのもあるので
すぐ食事することにした😆

夕食

食事はご当地食材ではなく
豪華な家庭料理という印象
ただ空腹MAX時は一番うれしい😋
ご飯もおかわりしまくり満腹に…

男女別の家族風呂とシャワーがあり
夏ならシャワーでもよかったけど
温まりたくてお風呂に浸かる
(雰囲気からして帰省した感じ)

朝食

前日たらふく食べたのに
寝たら空腹で朝もたらふく😋

この日の予定は未定やったけど
食べたら動かんとな…と思いつつ
部屋に戻って二度寝をする😝

前日頑張った翌日は
ダラダラしても罪悪感ゼロ♪
この快感があるから頑張れる🍁

チェックアウト最終10時まで
のんびりして部屋を出る

宿の方を呼び支払いし終わると
今日はどこへ行くの?と聞かれ
全く予定ないことを伝えると…
駅の反対側に有名な観音像があって
見る価値あるよと教えてくれた

ここまで来る機会なかなかないし
行ってみよう♪とこの日の行先決定🙌

旅館 住吉屋
場所|滋賀県長浜市高月町高月25
プラン|1泊2食付き 和室
料金|税込¥7,700

渡岸寺観音堂

宿の方には有名な観音様としか
聞けなかったので駅で詳細検索🔍

高月駅東口

駅東口から徒歩10分ほどの
渡岸寺どうがんじ観音堂にあると分かり
さっそく散策を開始🙌

ちゃんと標識もある♪

脇に中部北陸自然歩道の標識…
前日に続き歩き旅になってくる😂

ただこの日の目的地は近く
駅から600mほどでした🍃

仁王門

予想外だったのは紅葉の美しさ🍁
最近は自然の中で見る機会が多いけど
改めて寺社建築と合うなと感じた

ここが京都なら大混雑なんやろうけど
気持ち良いほど境内まで見通せる✨

瓦屋根と紅葉が合う
境内に入る
写真撮ってると先を越される💨

「高月 観音様」で調べると
渡岸寺観音堂が出てくるし
地図上にも表記されてるけど
寺院名は向源寺こうげんじというらしい

渡岸寺観音堂は
向源寺に属するお堂の一つらしいけど
地図見たら本堂の敷地より大きく
独立した寺院かと思ってしまう(-_-;)

観音堂周辺

黄色線:中部北陸自然歩道
黄色▢:向源寺(渡岸寺観音堂)
    歴史民俗資料館(後で行く)
桃色▢:向源寺(本堂)

向源寺(渡岸寺観音堂)

観音像は観音堂に安置されてたが
1974年に収蔵庫の慈雲閣完成後は
そちらに移されたようです

温度湿度などを管理されて
美術館の様な空間に安置されてて
思ったより大きく美しい仏像に
感動してしばし眺めるだけの時間…

写真撮影できないので目に焼き付け
ボランティアの方の説明を聞き
聞いた内容を踏まえまた眺める…

仏像にそれほど興味無かったけど
知れば知るほどさらに知りたくなる
色んな意味で見る価値ありでした

国宝十一面観音立像

渡岸寺観音堂(現在は収蔵庫)に安置されている十一面観音立像は、泰澄たいちょう(682~767年)作とされるが、像容に密教思想の影響がみられることから、実際の制作年代は平安初期(9世紀頃)とされている。
全国に7体ある国宝十一面観音像の一つ。

像高は194cm、檜材の一木彫である。像は蓮華座上に左脚を支脚、右脚を遊脚として立ち、腰をこころもち左にひねる。

Wikipediaより
渡岸寺観音堂HPより

十一面観音の特徴といえば
その名の通り11面の顔ですが
渡岸寺観音堂の観音様は
一般的な配置とは違うらしい…


一般的な十一面観音像
(1)~(3)を三面ずつ縁沿いに並べて
頂上に(4)、背面に(5)を配する

渡岸寺観音堂の十一面観音像
本面の耳後方に(2)と(3)を一面ずつ配置し
頂上は(4)ではなく(1)とするのが特徴で
頭上の(1)~(3)が二面ずつとなるため
一般的な像に比べ頭上面が大きい

頭上面の配置略図

(1) 菩薩ぼさつ:優しい顔
(2) 瞋怒しんぬ:怒った顔
(3) 狗牙上出くげじょうしゅつ:牙を出した顔
(4) ぶつ:無表情の顔
 ※渡岸寺観音堂の十一面観音は化仏立像
(5) 爆悪大笑ぼうあくだいしょう:大笑いしている顔

⇦渡岸寺観音堂の十一面観音|一般的な十一面観音⇨

今回拝観した十一面観音立像は
高さ2m近くあるので頭上面は
見上げる高さではあったけど
特徴的な配置により各頭上面が大きいので
顔の表情もよく見ることができました

また立像は壁から離して安置してて
お堂安置だと見ることができない
側面や背面の顔も拝見できたのも
満足度が高かった理由です🤩

渡岸寺観音堂(向源寺)
場所|滋賀県長浜市高月町渡岸寺50
利用時間|9:00~17:00(冬期は~16:00)
仏像拝観料|500円

その後、隣接する高月観音の里
歴史民俗資料館にも立寄りました
入館料は300円やけど観音堂拝観券を
提示すると割引料金で入館できる🙌

高月周辺の観音様

有名な観音像の存在を知らずに
高月という地を訪れて十一面観音像を
拝観し満足してしまってたけど
実は高月は観音の里とされてるようで
駅周辺だけでも多くの観音様がいらっしゃる

今回は歩き回る余裕なかったので
また高月の観音様巡りしてみよう♪

資料館に展示されてた国宝7像一覧

全国の…とはなってるけど
京都、大阪、奈良、滋賀の寺院で
全て近畿地方にあるようです👍

今回で深く知ってしまったので
十一面観音像巡りもしてみたいな🙌

木ノ本のつるやパン

観音堂と資料館で2時間を要し
高月駅に戻ると12時過ぎ💨

しっかり満喫したし帰ってもいいが
木ノ本に気になってたものがあり
隣駅だったのでそこだけ寄り道🙌

木ノ本駅 東口方面

時間的にお腹が空いてて
駅近くに喫茶店を見つけるも
日曜は営業してなくて断念…

?の▢…ゲームのやつ?

細い道やから注意は分かるけど
?はどういう意味なんやろ💦

木ノ本は近畿と北陸を結んだ
北国ほっこく街道の宿場町だったそうで
昔の面影を残す町並みもちらほら

気になってた場所🙌

1951年創業のつるやパンは
サラダパンが有名な店

店頭のガチャガチャ

サラダパンは滋賀県のごく一部地域の
ローカルフードだったようですが
ご当地グルメブームで有名になり
観光地のようになってました😆

1957年初代主人の妻が塩気のある調理パンのアイデアを思い付いたのが始まり。当初はサラダパンの通りマヨネーズで和えたキャベツを挟んだものだった。パッケージの袋デザインの黄色はマヨネーズ、緑はキャベツからきたもの。

Wikipediaより

キャベツは水分でパンがふやけるため
食感の近いたくあんに変更されるも
たくあんも野菜やからサラダで良いやんと
パッケージも名称も変更されなかったそう

現在では滋賀県内のスーパーやサービスエリア
ネットでも購入できることも知ってたけど
初めては本店に行きたかったのです🙌

サラダパンだけ買うのも寂しいので
人気No,2とNo,3のパンも併せて購入

サラダパンは賛否分かれるようで
確かに一口目は初めての味に困惑…
ただ不思議ともう一口、もう一口と
食べたくなる魅力がありました😋

甘いパン好きとしては
カステラサンド美味しかったし
あとまるい食パンラスクも美味✨

それらも含めネット販売あったので
また食べたくなったら買おう♪
興味があればどうぞ🍞


木ノ本での用事は終わったけど
次の電車まで時間があったので
紅葉の綺麗そうな神社へ行ってみた

意富布良おほふら神社

現地でなんて読むんやろと思ったが
予想外過ぎた読み方でした💨

めっちゃ綺麗やのに人いない
この穴場感が最高でした

斜面を登ると眺めも良い🙌

調子よく登ってきたけど
電車の時間が近付いてたので
急いで下山して駅へ向かう

乗遅れたらまた1時間待ちなので
最後は慌ただしくなってしまった💨

無駄に近江塩津を経由して
湖西線で大阪へ帰宅しました🚃

■この記事で巡った場所

高月と木ノ本は1駅しかなく
北国街道で繋がってたので
歩くことも検討してみたけど
前日のこともありゆる散策でした

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かぼちゃかべ
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