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尾瀬ハイク2023①|手軽なルートで初秋の尾瀬沼へ

9月の連休で巡った群馬旅
今回群馬を訪れたのは芸術祭が目的🎨
2年に1回開催の中之条ビエンナーレを
のんびり散策しようと思ってました

尾瀬にも行くことになったんは
そういえば今年は尾瀬行けてないな🙄
という9月初旬のふとした想い

群馬まで行くなら寄れんかなと
軽い行きたい欲が一気に湧き上がり…
結果、尾瀬行きを計画することに🙌

芸術祭だけやと3連休で十分やけど
尾瀬へ行こうとすると足りなくて
1日追加した4日間の旅となりました🌱

《群馬旅の行程》
9/15|大阪→東京(上野泊)
9/16|東京→高崎→🎨中之条(沢渡♨️泊)
9/17|🎨中之条→東吾妻(鳩ノ湯♨️泊)
9/18|東吾妻→🌱尾瀬(尾瀬沼畔泊)
9/19|🌱尾瀬→高崎→大阪

前半は🎨芸術鑑賞と♨️温泉
後半は🌱尾瀬ハイキング

当初のメインは芸術祭やったけど
結果的に温泉も尾瀬もメイン級になり
内容の濃い群馬旅となりました🤣

前半は準備を含めて4記事書いてます
興味あればこちらもどうぞ✏️

尾瀬との出会い


そもそも何故そこまでして
尾瀬に行きたいのか…
改めて考えると答えは難しいけど
初訪問時から虜になってたのかも

そんな尾瀬との出会いは2015年
一緒に屋久島へ行った友人から
尾瀬に行かん?と誘われたのか最初
その時は場所すら分からぬまま
計画も友人任せやったけど
一瞬で尾瀬の景色に魅了されました🤗
こんな良い場所があったのかと…

その後は自分で計画して人誘ったり
1人でのんびり歩きに行ったり

ああ尾瀬行きたい🌱と思う度に
欲望に身を任せて行ってるうちに
今回の尾瀬で7回目🙌

尾瀬ハイク|過去6回分のルート

尾瀬エリアにあるいろんな道を
歩いていくうちにさらに魅了され
来年も、また来年もと毎年恒例に😆

尾瀬の位置(群馬県と周辺空港)

以前の記事で関西から群馬県へは
アクセスが悪く行きにくいと書きましたが
尾瀬は群馬県の中でもさらに行きにくい😖

けどそれを凌駕する魅力がある✨
といっても過言ではない場所

例年は8月初旬に行ってるけど
7月下旬の蒜山や盆休みの北海道など
立て込んでて諦めつつ忘れてた💦

それがひと段落した同時に
押し込めてた行きたい欲が放出された
というのが思いつきの経緯かも🤣

🌱過去の尾瀬記事

2015、2017〜19の内容については
また機会があれば書いてみます

2021年(1泊2日)
鳩待峠→富士見峠→三条ノ滝→見晴泊
→ヨッピ吊橋→山の鼻→鳩待峠

2022年(2泊3日)
沼山峠→尾瀬沼泊→小淵沢田代→三平下
→沼尻→見晴→温泉小屋泊→ヨッピ吊橋
→龍宮→山の鼻→鳩待峠

2023年の目的は尾瀬に行くこと

過去に6回行ってる尾瀬ですが
思い付きで他旅のついでは初めて
日程の都合上、滞在時間も短めになる

ただ今回は尾瀬で何かするのではなく
行くこと、空気吸うことが目的なので
最短アクセス可能な登山口から入り
一番近い山小屋を目指しました

◉が尾瀬の登山口

今回は群馬県側(地図下)からなので
候補登山口は3ヶ所ありましたが
車で行けて、尾瀬までのアクセスが
比較的良好な大清水を起終点に選択🚘

大清水への道

尾瀬戸倉を過ぎて大清水までは
建物のない森の中の道を走る

大清水休憩所(大清水バス停)

前泊宿を出発して2時間半
大清水到着は11:40でした🙌

ハイキング開始時間としては遅めで
休憩所の周りには下山してきて
バス待ちする方々が多くいました

大清水には第1と第2駐車場があるが
この日(祝日)は第1が満車でした

また大清水からは沼田駅や上毛高原駅
新宿方面へのバスも発着してて🚌
公共交通でのアクセスも良好

車だけやなくバスでも行けるので
比較的手軽に尾瀬へ行ける場所かも…

ただ尾瀬は散歩道ではなく山岳地帯
手軽さから油断して入山するのは危険
という注意書きもありました
(尾瀬に限ったことやないけど…)

大清水から一ノ瀬へ

今回、目指す山小屋までは
距離約7km、3時間ほどの予定なので
最終チェックインの16時には余裕
心配なのは雲行きだけでした💦

この日は14〜15時頃から雷雨の予定
12時出発やとギリギリ遭遇の可能性も…
雨装備は準備してるけど一刻も早く
小屋に入ることを目標に出発しました

11:50|大清水を出発

大清水の時点で標高は1180m
7月下旬に登った蒜山とほぼ同じ
なので今回が今年の最高標高になる🙌

大清水ゲート

大清水から一ノ瀬への約3kmは
乗合バス(大人700円)が運行され
約15分で行くこともできるが
今回は往路で元気なので歩くことに♪

ゲート横の山神社

尾瀬へ入る挨拶と
道中の安全を願いました🙏

一ノ瀬への林道(左)

ゲートを過ぎて少し歩くと
大清水登山口の標識が見えてくる

一ノ瀬までは乗合バスが走る林道と
旧道と言われる登山道もあるが
入口が見つからず林道を歩きました

登山道は右の奥鬼怒林道から
分岐して入れることが後日判明

林道は景色の変化が少なく
飽きてくるけど歩き始めには
ちょうど良いゆるい勾配で
さらに尾瀬へ近付いてるという
胸の高鳴りもあり楽しく歩けた🙌

12:35|一ノ瀬 到着

この先から本格的な登りのため
ここで食料補給とトイレを済ませる
(この先、尾瀬沼までトイレ無)

三平橋

一ノ瀬の先にある三平橋を渡ると
本格的な登山道に入る

三平橋は建設計画のあった
尾瀬横断道路の名残だそうです

完成すれば一ノ瀬から沼山峠が結ばれ
アクセスも良くなってたと思うけど
確実に魅力は失われてたんやろな…

二重点線が計画道路(沼山峠〜一ノ瀬が中止区間)

1971年|一ノ瀬から先の工事開始
同年7月|環境庁発足
同年8月|現ルートの車道建設断念
同年11月|尾瀬の車道計画を廃止

三平峠を越える

尾瀬沼まではあと3km
1時間15分の登山道になるが
車道計画中止で守られた自然🌱
そう思うと不便さ行きにくさが
改めてありがたく感じてくる🙏

尾瀬外からの種子を持ち込まないよう
登山口では靴底についた土を落とす

登山道に入ってしばらくは
川沿いを緩やかに登ってきたが
橋を渡ってからは階段が続く💦

登りが続くが景色が綺麗で
目を癒しながら登りに耐える

水飲み場
石畳な道もある

急登を終えると初めての展望♪
景色は尾瀬ではなく麓方面

勾配が緩くなると木道になる

写真の左側は最近更新されたのか
木の香りがする真新しい木道で
木道脇にあるブルーシートは
空輸された木道の材料と思われる

尾瀬の木道は自然環境に配慮して
防腐剤を濡れないため腐りやすいそうで
1m作るのに50,000円かかるとか…

そんな高級な道やったとは…

湿原以外にも木道が続く

木道といえば尾瀬、尾瀬といえば木道
そう言っても良いほど景色の一部
けど整備される方がいるからこその
景色やとありがたく感じ歩きました🌱

13:40|三平峠

大清水から高低差582m
この日の最高標高に達したので
あとは尾瀬沼に向けて下るだけ🙌

ああ尾瀬沼

下りの木道は若干湿ってたので
滑らないよう慎重に…

三平峠から15分ほど下ると
木々が開けて山小屋が見えてくる

13:55|尾瀬沼(三平下分岐)

大清水からおよそ2時間で到着
予定は3時間やったので大幅短縮♪
心配してた天気も良いので
山小屋を素通りし景色良いとこへ…

尾瀬沼の南から東を周る道
分岐から少し歩くと湿原が広がる

尾瀬沼と燧ヶ岳を望む早稲ッ沢わせっさわ湿原
曇天でも絶景になるのが尾瀬🤗

日が出てきた♪

陽に照らされるとほんのり秋色で
この季節の尾瀬初めてやと気付く🍂

絶景ベンチが貸切なので
尾瀬沼の方を向いて座り
少し遅めのランチタイム😋

コンビニおにぎりも
この景色の中やと特別に感じる✨

食後はベンチで仰向けになり
空を眺めながら風を感じる
微かに虫の声するだけで
ほとんど音のない贅沢な時間…

もう少しのんびりしたかったけど
油断してたら雨が降りそうなので
一旦、山小屋へ入ることにしました

再び三平下分岐を通って山小屋へ

まだ全行程の3分の1以下ですが
尾瀬について書き始めると
今年も長くなってしまったので
今日はここまでとします🌱

続きはこちら✏️

ここまで記事のルート

大清水から一ノ瀬、三平峠経由で
早稲ッ沢湿原まで約7kmでした

全て歩いても2時間ほどですが
一ノ瀬までバス利用すれば
もっとお手軽になるルート😆
近ければ日帰りも可能なんやろな♪

最後まで読んでいただきありがとうございます。 旅先で見たもの、感じたこと、ふとした思いつき、気になることを投稿し毎日更新3年目。よければスキ、フォローしていただけたら嬉しいです♪