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呪術廻戦大ヒットにみる、ビジネスマンがお茶をすべき理由

お茶でシゴトをつくる人、茶人です( Twitter / Instagram )
先週関西では久しぶりに雪が積もりましたね!いくつになっても雪の朝はテンションが上がってしまいます。

▼まずはかんたんな自己紹介です

私は フルタイム百貨店社員(給与所得) × お茶の普及活動(事業所得) × ◯◯ と、いくつかのなりわいを組み合わせた複線的生き方を志向しています。
職業や生き方はいくつか組み合わせることでしなやかになると信じ、小売・お茶はもちろん、複業・家業・キャリア・お金・健康などの切り口で情報や考えを発信しています。少しでも読んでくださる方の生きるヒントになればうれしいです。

今日は「呪術廻戦大ヒットにみる、ビジネスマンがお茶をすべき理由」というテーマでお届けします。
みなさん、呪術廻戦もう読まれましたか?五条先生がとにかくカッコよすぎてもうすごいのでまだの方はぜひ漫画を読むかアニメを✔してみてください!ざっくりいうと、呪力という特殊能力を持った高校生が敵を倒していく話で、最近映画も公開されて話題沸騰中です。まだの方はとりあえずこちらの映画予告編だけでもどぞ!

先に本編の結論から申しますと
①今の時代ビジネスマンに求められるのは個性の発露
②お茶には個性の発露要素がたくさんある
③呪術廻戦にもその要素がたくさん入ってる
④だからビジネスマンはすべからくお茶やって呪術廻戦みましょう
です!それではいきましょう!

1.人との違いが魅力になる時代

様々な場面で”あなた自身”が問われる場面が増えてきましたね。
会社のビジョンや組織目標をいったん自分事化することは前提として、その上にどう自分らしさを出すか、色を付けていくかが求められる時代になっています。世に言う「個性の時代」ですね。
こうした動きはSNSやアプリ等でも顕著にみられます。同じ基板上で、あるルールのもと自らの作品を発表する。Tiktokなどでダンスをたくさんの人が違う踊り方でアップしているのは良い例ですね。
ひと昔前は、中心(偶像や物体)を置く楽しみ方が主流でした。アイドルしかり、ゲームしかり、宗教しかり。最近では一部のオンラインサロンもカリスマを中心に形成されているという意味では中心型(偶像崇拝)ですよね。誰かに自分を投影したり憑依させることで満足感を得て、そこに受け手の個性は不要でした。
一方現在は中心を置かずに、決まった型の中でいかに自分らしさを出すか、少し型をはみ出してどう個性を発揮するかが求められています。先ほどのダンス動画の例しかり、主役は受け手ですね。
これは会社員にもあてはまります。個性を発露させ周囲から一目置かれ自身の可能性の幅を広げていくのが今のビジネスマンの力量になっています。会社というルールは一定守りつつもその中でどう個性を出していくかが大切なんですよね。

2.個性を発露できるお茶

お茶をやるというと茶道か煎茶が思い浮かぶと思います。やることは全く違いますが、しかしこのどちらにも共通点があるんです。それは「一定の型の中で自分らしさを出せる余地が大きい」です。1章でみた昨今のビジネスマンに求められる力がまさにこれなんですよね。
特に茶道は指先の動かし方まで一定のルールはありつつも、茶会毎に亭主は自由に花や道具を選んだり自分なりの”見立て”をぶつけてきたりします。共通のルールはあるので、あえて崩してきたりしているのをみると「おぉ、そうきましたか」と唸ることも多いんですよね。ルールがあるからこそ崩す楽しみ方ができるんです。
そういう意味では、千利休が一介の商人から信長秀吉の側近にまで昇り詰めたのはビジネスマンに必要な要素がお茶には詰まっていることをあらわしているのかもしれません。今もむかしも著名人や経営者にはお茶をされる方が多い印象です。私はこの理由を「自分らしさの発露が可能だから」と思っています。著名人や経営者”だから”お茶をするというより、お茶を”していたから”著名になれたり昇格できたとするのは言いすぎでしょうか。

3.呪術廻戦の展開する領域

さてここまでは
・ビジネスマンは個性を発揮することが大切
・お茶には個性を出す余地がたくさんある
ことをみてきました。ではこれらと呪術廻戦の共通点はなんでしょう?
実は呪術廻戦は漫画を読んだ人やアニメを観た人がその設定の上で個性を出せる要素をつくるのが抜群にうまいんです。特にアニメ版。
アニメをご覧になった方は、エンディングのあの不可思議なダンスを覚えてらっしゃるでしょう。漫画のキャラクターが不可思議なダンスを踊り、それをみた視聴者が「踊ってみた動画」で自分なりの個性を発露させ、これがすさまじい盛り上がりを見せています。

この「踊ってみた」は古くは「逃げ恥ダンス」が有名ですが、型を提示してさまざまな人が関われる余地をつくっているんですよね。私も数年前会社の忘年会で逃げ恥ダンスを踊りましたが、一体感や「お、そこの振り付けそうきましたか」をみるのが楽しかった事を覚えています。受け手が関われる余地をつくると、モノ・作品・サービスは拡がりをみせていくんですね。

まとめ

今日みてきたのは、以下の流れでした。

①今の時代ビジネスマンに求められるのは個性の発露
②お茶には個性の発露要素がたくさんある
③呪術廻戦にもその要素がたくさん入ってる

ビジネスマンはすべからく個性を発露させていきましょう。逆に会社側の人やモノやサービスの開発者は、社員やサービスの受け手が関与できる余白をつくるとファンが拡がっていくでしょう。
え、まだよくわからないって?ではこの週末はお茶やって呪術廻戦読んで映画を観にいきましょう!

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