脱ステロイドを経験するあなたへ
こんにちは!
アトピー改善アドバイザーのちーちゃんです。
今日は
脱ステロイドを経験するあなたへ
をテーマにお話ししていきます。
皆さんは長年に渡って飲み続けてきた薬、塗り続けてきた薬をやめた経験はありますか?
私の場合は、
ダニやハウスダストアレルギー対策として服用していた舌下免疫タブレット(4年継続)、
アトピーのステロイド含有の外服薬(27年継続)
をこの夏から秋にかけてやめました。
薬の離脱症状や苦悩について、書きたいことは多くありますが、
今回は、アトピー患者さんと代表的な薬に特化した内容に絞ってお伝えできればと思います。
アトピーとステロイド薬
アトピーの方で皮膚科に通った経験がある方なら誰しも経験があるであろう薬が、
ステロイド薬。
ご存知の通り、ステロイド薬は痒みや炎症を緩和させる目的で処方され、
重症度によってランクが別れています。
Strongest>Very Strong>Strong>Mild>Weak
下記に示す外用薬は、アトピー治療でよく使用される外用薬の一覧です。
私が社会人1年目で夜勤をしていた時期(ゾンビの期間)には、
Strongestに属するデルモベートを使っていた経験もあります。
元々私は赤ら顔で痒みも出やすいタイプでしたので、
大なり小なり「常に」ステロイドを含む外用薬が手放せなかったのです。
薬漬けから薬断ちの決断
アトピーで炎症のある患者さんが皮膚科に行けば、当然のように毎回ステロイドを処方されますが、
これまでの私はというと、
塗らなければすぐに痒くなって掻き崩してしまうし、
代わりにどう対処していいのやら全く検討がつかなかったので、
ステロイドを継続する恐怖がありながらも、やめるにもやめられなかったのです。
しかし、両親から言われ続けた「アトピーは一生付き合い続けるもの」という洗脳と誤解を解き、絶対に治すんだ!と決めてからは、
「薬」そのものに頼っていても完治には至らないと認識を改めました。
ステロイドと副腎
ステロイドを処方するお医者さんの元では決して教えてくれない内容だと思いますが、改めてステロイドについて正しい理解をしていきましょう。
ステロイドとは、副腎(腎臓の上端)で作られる副腎皮質ホルモンの一種であり、ステロイド=薬の名前ではありません。
※ステロイドが持つ作用を使った薬を、ステロイド薬というのです。
本来ならばステロイドは体内で作られるものですが、
薬という媒体を通じてステロイドを摂取することで、
副腎が「勘違い」し、萎縮して機能するのをやめてしまうのです。
ステロイド系の副腎皮質ホルモン剤を使うという行為は、
その瞬間は嘘のように痒みや炎症は治まりますが、
神経を麻痺させて症状に蓋をしているだけなのです。
他の記事でもご紹介している通り、
ステロイド薬は、アトピーを改善させてはいないのです。
一時的に症状を抑えているだけです。
それでは、何をしたら良いのでしょうか。
副腎を活性化させることです。
また、副腎に機能してもらうように働きかけが必要になってきます。
副腎を活性化させよう
外用薬などでステロイドを摂取し、副腎が機能していない(副腎疲労の状態にある)方は、副腎活性化のために下記の方法を実践してみてください。
・1日7〜9時間の良質な睡眠
22〜23時には就寝できるのが望ましいでしょう。
・身体に負担のかからない食事(腸に優しい食事)
小麦や乳製品など腸内環境を悪化させる食品、コルチゾール値を急上昇
させる砂糖やカフェインはできる限り控えましょう。
また、ヘルシーな食事を極めるとカロリー不足で低血糖に陥ることがあります。ご自身に必要なカロリーを計算し、バランスよく食べましょう。
・適度な運動
ウォーキング、ジョギング、ヨガ、ラジオ体操、スワイショウなど、
ご自身が気軽に続けられる運動を習慣化しましょう。
身体を動かすことで、ストレスを軽減することができます。
私はヨガを週4回、1時間/回楽しく続けています!
・ストレスの軽減、発散
簡単で意外と難しいのが、ストレスの発散ですよね。
特に、アトピー患者さんは肌の調子の良し悪しのこともあって思い悩んでいたり、日頃からストレスやプレッシャーを感じやすい方が多いように思います。
酷い場合には、ストレスがかかっていることを無自覚なケースもあります。
そこで、(やったことがない方には敷居が高く感じられるかもしれませんが、)
呼吸法(4秒吸って↔︎4秒吐く)や瞑想を試してみていただきたいのです。
つまり、心を静かにし、頭の中を空っぽにする時間を作ってほしいのです。
過去の私にものすごく該当しますが、
ストレスを感じやすい方、ストレスが溜まっている方というのは、
頭の中で常にぐるぐる考え事をしています。
そのような場合、脳は意外にも副腎と共に疲労しています。
そんなに急いだり、そんなり肩肘張って頑張る必要はないのです。
ワンテンポゆっくりやってみたり、ちょっと立ち止まってみたり、
呼吸や瞑想を通じて、ご自身のストレスを和らげてあげてください。
最後に
今回は、アトピー患者さんならどなたでも経験があるであろうステロイド薬と
脱ステに際して副腎の活性化習慣についてご紹介させていただきました。
どれもよく見かける健康習慣ですから、
副腎の活性化は始めやすいかと思います。
薬に頼り切らない、「本当の健康」をご自身で手に入れていきましょう!
皆さんの暮らしが快適で笑顔に満ちたものになりますように♡