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子どもの防衛本能がはたらくと退行することがあるなぁということとHSPについて思ったこと

この前冷凍餃子を買った。

それは54こ入り

帰ってジップロック4袋に分けなくてはいけない。


でも、そのミッションには困難が待ち受けていた。


ちょっと最近3歳の息子が情緒不安定なのだ。


心当たりはある。


だから嫌な予感はしたのだけど、ミッション達成までにこんなことが起きた。


まず、車から降りない

そして、手を洗うのにとても時間がかかる

餃子の箱を開けようとしたら、すかさずママー!と呼ばれる

餃子…

ふぅー、これで餃子を冷凍庫に入れられる、、


そう思った矢先、


机上のコップに腕が当たってしまったようで、机がビショビショ


あぁ、餃子が…


タオルで拭いて、その後なんとか餃子を冷凍庫に入れることができた。

ふぅーー、

そして、餃子を1袋分焼き始める。


その間、私は少し仕事モードで彼の行動を振り返る。

やっぱりそうだよなぁ、、


実は数日前、息子にある変化を感じた。

それは勘に近いもので、これまでに仕事でも出会ったことのある感覚だった。


例えるなら、

コップいっぱいになった水が溢れ出してきそう

そんな状況に見えた。

彼の表情、行動、声のトーン


基本的に、息子と接する時には私の頭はぼんやりしてるのだけど、

こうした場面がくると、少し集中して注意深くなる。


彼に起こったここ数日の出来事とこれまでのことを考えていた、、


ん?


焦げくさい、、


まずい!目の前の餃子のことを忘れていた。

少し焦がしてしまった。

餃子に罪はない、、


そして何とか餃子を食卓に出して、


食べる前に、少しだけ、

私は言葉を選んで、彼にあることを話した。



やっぱりそうだった。彼にとって重要なことを、彼は今、やっぱりそうだよねと認識したんだと思う。

それは無意識に感じていたことが意識上に上がった瞬間だったと思う。

フロイトの理論では意識されていることは氷山の一角と表現されるが、

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無意識が意識上にあがると

しばらく情緒が安定しない場合があると思う。


モヤモヤしていたことが、こういうことかと分かるとスッキリすることもあるけど、逆にそれが本人にとって受け止めきれないようなことであれば、心が荒れる。

とても甘える、一見わがままに見える、ご飯も食べない

もしそこが学校なら、問題行動と言われることをしてしまうかもしれない


昔、児童指導員時代には主に小学生から高校生、あとは1年ほど幼児さんと生活を共にする日々だったけど、高校生くらいの子にも上記のことはありえると思っている。


そしてそんな状況のときは、ぐっとこちらも我慢して、風邪をひいている時と同じように対応する。

翌日、息子に朝からお菓子が食べたいと言われて迷ったけど、今回、私にはインフルエンザくらいひどい風邪に見えたので、そんな時は食べられるものを食べたらいいし、ここもぐっと我慢してお菓子をあげる。

そして普段はよく喋る息子が、この日は遠い目をしてあまり話さない。

時折見せる悲しげな表情にこちらも胸が痛くなる。

少しでも離れるとママー、と後追いをしてくる。


するとだんだんとこちらも限界が近づく



息子の思うように私が動けないと息子は泣き出す


しまいには画用紙に絵をここに描いてほしい、と息子のイメージを伝えられるのだけど、それがイメージと違うものだと怒りだして泣く。


それは、ちょっと難しい、、


こうした感覚も身に覚えがある。あれは高校生だったかな、、


特にまだお互いの信頼関係が薄い時にはこうしたことはよく起こったと思う。でも、この感覚は相手がこちらに愛着を向けてくれているからこそ起こる感覚だと思っている。


そしてここまできたら、腹を決めてこちらも私の想いを話す。


あなたの思うようにやってあげたいこと

それでも私はあなたじゃないから、わからないこともあること

それでも、私はあなたが大好きで、ずっとそばにいるから安心してほしいこと


俗に言う、

退行

というのが息子に起きているのかなと思うのだけど、


心理学において退行(たいこう、Regression)とは、精神分析家ジークムント・フロイトによれば防衛機制のひとつであり、許容できない衝動をより適切な方法で処理するのではなく、自我を一時的または長期的に、発達段階の初期に戻してしまう事である[1]。退行の防衛機制は、精神分析理論においては、個人の性格が、より幼稚な性癖を採用し、発達段階の初期に戻るときに起こる[2]。


同時に、マーラーの母子分離の図が頭に思い浮かぶ、、


のに、ネットにいいのが出てこない、、


またこれは解説したいところだ、、


とにかく何かあったときに、自分を守る防衛本能が働き、一時的に退行が起こることがある

ということは何となくわかっていたので、


息子のそれを受け止めつつ、

私の限界がきたら、正直にこちらの想いも話した。


すると、何が起きるか、、



息子は泣き出した。


ワンワン泣いた。


でも、これでいいと思っている。


コップいっぱいの水を、全てとはいかないかもしれないけど、半分くらいまで涙と共に減らせたらいいな、、


そして、そのあと、彼と私の間に1つ試練を共有した絆が生まれる。


多分、それまでの関係以上に、息子と私の間の絆が深まったと思っている。


時に、高校生ともこうした絆の作り方をしたことがある。


お互いその時は、真剣そのもの。


でも、その後には絆が深まるのかなとその後の子どもたちの反応から感じる。


1人1人の子とそうしたことを繰り返していくことをしていく仕事でもあったと思うので、少しは場数を踏んだおかげか、


息子の反応は予想通りだったし、これでよかったと思っている。


だけど、やっぱり息子にまた1つ試練を与えてしまうことに、胸が痛い。申し訳ない。


これからも注意深く見守りたいところ。


そして、この私の感覚を、どう表現したらいいのか?

私は今回のことはかなり重要な曲面だと思っているけど、そのコトの重要さを周りの人に伝えきれない時がある。

何でかなーと思っていたら、

あれ?


私これかな?

と最近思う。

HSP

ぼんやり名前は聞いたことあったけど、最近検索してあぁ、あるあると自分の気質に納得した。


いつも楽しく拝見させていただいている憧れのフォロワーさんのnoteでもお見かけし、さらにはこんな素敵なお仕事にこうした気質を活かされてるなんて素敵すぎる!と、何だか勇気をいただいた。

そして私も強みとして生きていけばいいんだなとちょっと安心した。

なんでも、ロンブーの淳さんもHSPを公言されているとか


そして、私は特に子どもと関わるときには、HSPの中のエンパス(感情直感型)部分が強く出るのかもなぁと少し感じた🤏

そして、発達障害や学習障害にいわれる困りごとには共感力だけでは難しい部分があるとも感じる。


また私は普段はぼんやりしているし、これも慣れで人混みも平気だしどこでも寝れるし、今はそんなに困ることもないけど、


子どもと向き合うときだけはこのスイッチを完全にオンにしている感じだった。

仕事モードとオフをしっかり切り替えたい感覚はここかもしれない。


そういえば、この記事のアスペルガーの先生に初めてお会いした時にこんなことを言われていてよくわからなかった。


自分で書くのも気恥ずかしくてしばらくためらったけど、、

「きみはcleverだよ!うちに来てもらいたいくらい。…あ、まだ自分で気付いてないんだね。」

と言われていた。

私は正直、clever?crazyの間違いじゃないよね?と本気で思った。


見透かされた感じに少し怖さを覚えて、しかも私は双子の一緒に生まれた兄を統合失調症からの自死で亡くしてるから、それに関係することかと思って、深くは聞かなかった。


ただ、最近ずっと気になっていた。

あの先生の言ってくださった部分がきっと私の強みなんだろう、、

そして、私が最近腑に落ちる表現が

HSPだった。


ちなみに、私の友人にはきっとあなたも?と思う人が何人かいる。

だから、思い切って聞いてみたら、やっぱりHSPやエンパスを知っていた。


あれ?私だけ知らなかったの、、?笑


そして、そのうちの1人、私がメンター的に頼っている彼女とこれまた餃子を一緒に食べた時のこと、


なんと、彼女はネット通販で餃子300個入りがとても安くなってて買おうか迷ったらしい、、、


上には上がいた、、


54個でも冷凍庫が大変なことになるのに。笑


そして、彼女はこうも言った。

ご近所さんだったら、絶対chachiのところに持って行ってたのに!


いやいやいや、、


彼女はいつも私の上手の上手をいく。笑

そして良き理解者である。


何だか、大事なことを書いたはずが、全部餃子に持っていかれた感満載だ。笑


とにかく、

子どもに防衛本能がはたらくと退行する場合があること

自分を理解して強みとして仕事に活かせばいいと腑に落ちたこと


そんなことを今日は書いてみました。

(注 これはあくまでも私の体感のお話になります。)


いやー、長くなってしまいました〜。それにも関わらず最後までお読みいただきありがとうございました♪

そして、何よりnoteを始めてよかったなぁと思うのは、HSPのことに関わらず、皆さんのnoteを覗かせてもらうといろんな刺激をもらえて、私自身のこともよく見えるようになったことかなぁと思います。

アウトプットもインプットも大切だなと思うし、何だかnoteを始めて、私1人じゃないんだなぁ〜と思えてホッとしています😌


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chachi
一緒に生まれた家族の死をきっかけに、人生を楽しんでやりたいことやろうと過ごしてきた私の日常や思い出を、優しさの伝染を心がけて記事にしていきます☺︎今の夢は子どもに絵本を書くことです。あなたから頂いたサポートは優しさにかえて記事にしたり夢を叶える為に使わせていただきます☺︎

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