(デザインの裏側)福井県あわら市のリボン工場から生まれた SEE OH! Ribbon ができるまで。
リボン生産日本一の産地、福井県あわら市のリボン製造メーカーと協業開発した
リボンでできたブックマーク。「しおりぼん」のデザイナーを悩ませた開発秘話。
工場との出会いや
リボンに敷き詰めた、細かなルール
ぺらっと平らで、1色のSEE OH ! Ribbon。見た目はとってもシンプルですが、
SEE OH ! Ribbonを作る上では、小さいけれど細かいルールがたくさんあります。
レーザーの焼きやカットができるラインの太さ・細さをはじめ、ちぎれないための軸足の太さ、固定する為のバリの位置などなど…限られたリボン幅のなかで試作を重ねてでてきた基準にのっとって、デザインとライン取りをしています。
工場とデザイナーとで何度でも細かな調整が・・・↓
**動きのきれいなラインを探して **
1stデザインで納得ができたら、一度サンプルを発注。
リボンでカットした場合の、動きや強度を調査します。
平面ではきれいにみえても、実際にカットして使用してみると動きがバラバラ…
もうすこしここのラインを動かしたい。軸がぶれぶれなのを綺麗に見せたい。
細部をみてみると、ラインが細かすぎて、端っこが焦げてる?
ぎゅーっとひっぱってみると、ちぎれた!これは直さないと…
そんな細部ラインの調整をここからしていきます。
地味に大変な調整作業の裏側
2〜3本のバランスを保たせるため、1箇所を変更するとその周りを調整→またその周りを調整…と全体的な調整が必要になってくるのがこのアイテムの大変なところ。
モチーフや印象が変わっていなくても、最終形はバランスがよくよくみるとちょーっとずつ違っていたりするのです。内職を担当される方がパッケージに入れやすいようにも切り目を考えて最終調整。
普段脇役のシンプルな素材ではありますがこういう企画は工場の方も初めてなので応答の連続とデザインの現場ではこういう地味な作業のやりとりや裏側があって商品はできてます。
こちらで詳細をどうぞ。
もう少し開発のこと知りたい方は下記もどうぞ。
おまけ。
こういう企画ができればなーと思ってたり(笑)
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