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雑感400 ~自分らしく生きる~

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「毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。」の雑感400シリーズをまとめています。雑感は、本の要約ではなく、本との対話によって湧いてくる自由な考えです。特に「自分らしく生きる…
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#キャリア

『サウイフモノニ ワタシハナリタイ』雑感400_30

毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。 □ 知恵の基礎を整えてくれたのは誰か。 □ よりよい人間になることを目指すように教えたのは誰か。 □ あなたに考える意欲を与えたのは誰か。 □ あなたの夢を応援してくれるのは誰か。 □ あなたを叱り飛ばすほど、あなたを気遣ってくれているのは誰か。 □ 失敗したとき、慰めてくれるのは誰か。 □ 頼まなくても、大変なときに重荷を共に背負ってくれるのは誰か。 □ あなたの人生に、楽しさと笑いをもたらしてくれるのは誰か。 □ 元気がない

『考える行為に、知的・感情的な重みを加えよう』雑感400_29

毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。 自分の考えを文章にすると、その考えに「知的な重み」が加わる。 自分の考えについて話すと、その考えに「感情的な重み」が加わる。 私たちは、あまりにも、漠然と頭を回していることが多い。 思い浮かべてみて欲しい。2020年で最も自分に影響を与えたのは、どのような本だろうか。そして、その概要とどのような点が印象に残ったかを、今から5分で教えて欲しい。 私はドナ・ヒックス著の『Dignity』という「尊厳」をテーマにモデルを提唱した

『人間というものは…』雑感400_28

毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。 リーダーシップの世界的権威であり、「世界一のメンター」といわれる著者ジョン・C・マクスウェルは、人間をこのように見ているようだ。 人間というものは・・・ 自分が特別であると感じたがっている。 だから、誠実な気持ちで彼らを褒めよう。 より良い明日を待ち望んでいる。 だから、彼らに希望を示そう。 方向性を求めている。 だから、彼らに代わってうまく舵をとろう。 自己中心的である。 だから、真っ先に彼らのニーズに応えよう。

『シンクロという道しるべ』雑感400_15

毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。 シンクロニシティはその人が進むべき道を指し示す道しるべ 心理学者のカール・ユングが提唱したシンクロニシティ。それは意味のある偶然の一致のことだ。 コーチ養成機関CTIジャパンの創設者である著者は、人が生き生きと仕事ができるようになるまでのプロセスをサポートする効果的な方法を探していた。 その折に、異なるタイミングで異なる3人から「コーチングの勉強をしてみたら?」と勧められ、そこに意味を見出し、コーチングに足を踏み入れた。

『今、どんな人生を生きているか』雑感400_14

毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。 自分は今、どんな人生を生きているのか。 現在地をわからずして、正しく目的地に向かうことはできない。 それでも、どんな人生を歩みたいかを考える前に、「自分は今、どんな人生を生きているか」に目を向けることは稀である。 全米トップコーチとして知られる著者は、人生は3つのタイプに分類できるという。 1つ目は、過去や他人の期待に捉われ、不安と恐怖で現状維持を優先する「鳥かごの中の人生」。 2つ目は、快適なはずなのに心は落ち着かず

『快と不快』雑感400_13

毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。 人は自分の幅を広げ、成長し、有意義なことを行うためなら、人生に不快な要素を加えることもいといません。 時間がないから、学ばない。 学ばないから、時間がない。 どちらにも捉えられる問題の狭間に落ちて、身動きが取れなくなることがある。 ただ、突破口はある。 それを学ぶことが、「自分の幅を広げ、成長し、有意義なことを行うため」であると、心の底から信じることができたら、どうだろうか。 第三の選択肢が、目の前に広がりはしないだろ

『矛盾のない仕事』雑感400_12

毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。 この仕事はそれまで経験した仕事に比べて、矛盾がなかったんです。 自然発酵種を用いたヨーロッパの伝統的なパン製法を学び、日本でパン屋さんを開業した方のインタビュー。 複数の仕事を経験されたあとに、導かれるようにパン屋に。それは、矛盾のない仕事。 本人は気持ちよくパンをつくり、パンは応えるように美味しくなる。スタッフは個性全開で楽しく働き、顧客は気持ちよくパンを買う。パンの素材は体によく、食べた人の心も満たす。 矛盾のない仕

『理由なき声』雑感400_11

毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。 理由なく自分の中から湧いてくる「内なる声」は天からの贈りもの 人生を振り返ってほしい。分岐点となるたくさんの選択が思い出されるはずだ。 自問して欲しい。どのようにして、その選択肢が出てきたのか。どのような理由で、その選択肢を選んだのか。その理由には、どれほどの納得感があるだろうか。 私たちは、極端に理由を求める社会を生きている。二言目には「なぜ?」「どうして?」と問い返される。「なんとなく」という答えは力を持たず、都合のよ

『純粋意欲と"純粋でない"意欲』雑感400_07

毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。 「なぜそんなに一生懸命に頑張るの?」 そう言われてもピンとこない。自分は一生懸命やっているのではなく、それが楽しくて仕方がないだけだから。そんな体験はないだろうか。根っこには、おそらく純粋意欲がある。 純粋意欲 自分の奥底から湧いてくる「これがやりたい」という気持ち。 Aの輪郭をはっきりさせるには、"Aでない"ことがわかるといい。純粋な意欲があれば、"純粋でない"意欲もある。 "純粋でない"意欲は「理由があり」「他の何か