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霊感

メンタルやられてて更新できておらずすいません。もう大丈夫なのでまた書いていこうと思います。今回は信じるかはあなた次第という感じですが霊感について体験を元に話していこうと思います。

私が生まれた場所の付近には昔立坑があり炭鉱採掘などされていた場所だった。亡くなった人も多かった場所らしい。そんな場所で育ってたせいか感受性がいいのか元からそういうものを持っていたからかは自分でもわからないがうちの家族(母以外)は金縛りにあったり白装束の女性を父が見たりしていた。私も金縛りにあったときに微かに見たが怖くてすぐに目を閉じた。

そんなこともあってか私は感じるほうなのだ。手相にも仏眼があり、神社や占いでも霊感を受けやすいと言われた。科学的根拠がないものを信じない人もいるし変だと思われたりするのも嫌で言うこともないので特に周りには言ってないが夢やその人の雰囲気とかで伝えてほしい言葉とかを見ていた。だから心霊スポットなど肝試しなどで行くなんてことは絶対にしなかったしこれからもない。面白半分で入り込む世界ではないからだ。

現に私には守護霊が3人いる。1人はわかっていた。母方の祖母だ。小さい頃から可愛がってきてくれて心配もしてくれた。なにより名前を考えたのも祖母なのだ。そんな祖母が亡くなった数日後だったか夢を見た。葬儀代を出してくれた従兄弟の孫への感謝と奨学金を取って逃げてしまった叔父への怒りと謝罪。

何気なくでもいい。とりあえず私は従兄弟にも感謝してると思うよとそれとなく伝えた。私とは正反対でヤンチャで警察のお世話にもなっていた子だ。だからこそ話しても信じないとも思った。でも伝えておきたかった。

前置きは長くなったがそんなこともあり私はたまに不思議な経験をする。
そして彼と付き合う前。何も知らない私がそれを初めて感じたのは彼の消え入るような一言からだった。

「俺はずっと1人だよこれからも」

当時は恋愛感情もなければただのユニークな方だと思っていたのにその発した言葉の後にくる悲しみ、雰囲気。彼が放っているのとあるけどそれともなんかまた違う悲しみ。

そして付き合うようになって彼を知り周りから話を聞いていくうちにその存在は大きくなった。AB型で気分屋、自分に自信をもっていてプライドも高い。そんな人だったからか辛い経験も多くしてきただろう。そこに同情するつもりはない。溜め込んで喧嘩してもう無理って思うときに何かが訴えてくる。

「…一人にしないで。この人を一人にしないで」

それは凄くか細いけど必死で切実に訴えてくる。それが誰なのかは後にわかったが彼には小さな天使とだけ伝えた。きっと変な子だと思われたかもしれないがもしかしたら彼もどこかで気づいていたのかもしれない。クリオネみたいな小ささかなぁと冗談混じりに問いかけてきた。

とても彼に縁があるようで、きっと何十年も側にいて特別な人に訴えてきたのだろう。でも霊感なんてそうそう人にはない。自分のことで頭が一杯で特に彼は怒らせる天才だから。それでもその小さな天使は彼を責めることは一切なくてただただ一人にしないでと訴えてきていた。

自分のメンタルでさえやられていたのにその声は大きく私に響かせた。何十年も側にいたのに一人を嘆く彼を見て悲しかっただろうな。心配だったんだろうな。
そして一人じゃないと伝えたくてずっと訴えてくれてたんだろうな。だからこそ私が引き合ったのかもしれない。

信じてもらえないかもと前置きしつつそのことを伝えた。彼がどこまで信じてくれたかはわからないが直後に小さな天使はありがとうと感謝してくれていた。これからも小さな天使は彼に寄り添い続けるだろう。彼を責めることもなくずっと心配して側にいてくれてた健気さと何十年も気づいてもらえなくて訴えてた小さな天使の守護霊さんの気持ちが憑依して辛かったのかもしれない。

深く関わりその人を知っていくうちに見えたり感じたりする。久々にこういう体験したなって思った。そして忘れないためにもここに記したいと思った。霊感はあるといっても見知らぬ人のなんてわからないし感じたりするだけで見えたりするわけではないのでそういうご相談は本家にお願い致します。

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