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菫色、スミレ色、ヴァイオレット

誰も想像することがなかった春、みんな息を潜めての自宅待機が始まったわけですが、それでも風は暖かくなり、花は咲くのです。

さあ、今年も季節です、ニオイスミレ!この一年でどんどん増えて(もちろん冬場は姿を消していますが)私は大きくなってくる葉っぱを見つめては、ニヤニヤしっぱなし。

去年とは比べ物になりません。ローズガーデンの外でひっそりと咲いていた花たちが、見事にガーデン内にも進出していました。もちろんバラたちの足もとにも。他の草なら速攻で「遠投」などの技が炸裂するところですが、何と言ってもニオイスミレですから(笑)。

花開くのを眺めて悦にいること数日、夜から強い雨が降るというので収穫することにしました。小さな水色のバケツを持って出かけます。そっと指先でつまんで集めます。よく開いたものを選べばちょうど二つ分。スミレの葉陰に「は〜い、今日の収穫分だよ!」と並べれば、気分はもう「Brambly Hedge (のばらの村のものがたり)」。

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綺麗に洗って数えてみると、、、70個。砂糖漬けの第一弾にしてはなかなかの数かと!瑞々しい花たち、去年はちょっと乾燥させてしまって失敗したので、今年はさっと次の仕事に移ります。

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去年の失敗談、スミレの砂糖漬けの手順はこちらを見てください。

今年も同じように進めますが、なるべく花を開いた状態になるように気をつけます。お気に入りのプレートに並べていくと、、、おおっ。なかなか見ごたえのある絵。70個というのは壮観ですね。ちょっと疲れましたけど。

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乾燥には数日かかるかな。と思っていたら、うまい具合に翌日、動かすことができるものたちも。花色が少しくすむのですが、それがかえっていい感じです。私のお砂糖は白ではないので結晶がどんな感じかと思っていましたが、意外と綺麗に仕上がっています。

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第二弾、第三弾と作れそうですから、頑張りたいと思います(心配は私の気力のみですね、汗)。たっぷりできましたから、早い時期からスイーツにもどんどん使っていけそうです。嬉しいです。

砂糖漬けではありませんが、ちょっとお疲れで可愛いものが食べたかった日には、生花を簡単レアチーズケーキにも添えてみました。

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実は、エディブルフラワーの鉢に残り種からでしょうか、芽生えていました。同時にローズガーデン内の宿根草のヴィオラも開花。似てる二つですが、微妙な違いが、よ〜くご覧ください。上が食用で、下が観賞用です(笑)。

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暖冬でしたが、ここへきて思った以上に気温が上がらず、春の兆しが見えないと言われていました。さらには、春の嵐のような雷雨や暴風が続き、ハラハラさせられることが多かったのですが、ようやく色々と緩んできたような気がします。

悩んだ結果、モスローズも購入したこの春、いよいよ、バラたちも動き始めましたから、苗が届く前にガーデン内も少し綺麗にして、、、と私も頑張らなくては!ローズシーズンは、もうそこまできていますからね。

自宅待機も延長されるばかりで、まだまだ先は見えそうで見えません。不安がないとはいえませんが、それでも日々、できることもやることもたくさんありますから、楽しみながら過ごしていきたいですね。

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イデ クララ ユカ
サポートありがとうございます。重病に苦しむ子供たちの英国の慈善団体Roald Dahl’s Marvellous Children’s Charityに売り上げが寄付されるバラ、ロアルド・ダールを買わせていただきたいと思います。

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