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【社員紹介】代表取締役 廣瀬素久の考えること,ルールに対する反証に着目!

もし自分の考えが社会の「暗黙のルール」とぶつかるなら、従うより前に、なぜルールがそうなっているのか自分自身で考えてみてほしい。これが新生活を迎えた皆さんへの私からのエールです。-モーリー・ロバートソン(記事より抜粋)

この記事を読んで、これは認知行動療法的だと思った。

社会の「暗黙のルール」や自分の中の「べき思考」に反証するのは認知行動療法だと思う。そういう意味では常に疑問を持っている人は自然と認知行動療法をやっているかもしれないし、やっていなくても反証を考える土台があるから効果が高いかもしれない。

認知行動療法の効果を集団間で比較をしてみたら面白いかもしれない。

何故?とか自分はどうしたい?ということが明確な国の方が、認知行動療法の効きがいいのだろうか?

例えば、強迫症について考えると、
清潔な国と不潔な国でも強迫症の有病率は同じとされている。
当たり前の基準は集団によって違うかもしれない。

当たり前だと思っていることを反証していく力は教育によっても変わると思う。日本の教育では、反証していく力は身につけづらい。みんなと同じがいい。暗黙のルールに反する意見は言わない方がうまくいくことを学んでいく。しかし、それは日本だけなのか。

ある尺度の同じ点数の人がどのくらいの治療期間で変わるのか調べると面白いかも。

認知行動療法を多職種が行う意義

多職種で問題を検討していくことで、「当たり前」や「暗黙のルール」に反証していく機会が増える。
例えば、患者さんに対する視点もいくつも持ちながら、反証しながら問題を検討していく。これも認知行動療法的である。

セルフケアとしても、べき思考に反証していく

患者さんの例に限らず、自分が調子悪くなった時に、何がうまくいかなかったのかを一旦立ち止まって、自動思考について反証してみる。そして認知再構成をしてみる。

それが、メンタルヘルスを健康に保つ上で重要なのではないか。

反証?べき思考?認知行動療法をもっと学びたい方へ

認知行動療法を学ぶとセルフケアがうまくなります。
認知行動療法を基礎から詳しく学ぶことができます。
詳しくはホームページへ。

2023.4.24 by執筆担当者(職場にて)


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