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図書館、ナウ&オールド
ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボ市からお届けしています。皆さまお元気ですか?
ライブラリアンの皆さまたいへんお待たせしました!
サラエヴォ市内の図書館情報
<<ナウ編>>
としてをお伝えします。
市内には16か所の図書館があります。
中央図書館以下、15か所分館があります。
図書館ホームページ
ボスニア語ですが、蔵書検索や貸出しの再延長も出来ます。
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先ずは、
中央図書館
へ行ってみることにしました。
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利用者はいませんでした。カウンターの女性が英語ですぐに応答してくれました。「会員登録は1000円位。英語書籍は無いので、アメリカンコーナーが分館にあるので行ってみると良い」と教えられ、向かう事にしました。
因みに中央館の読書室は2階で、20人くらいが読書、学習できるスペースがあります。その他、アーカイブ資料、参考図書(百科事典、辞書、地図等)の閲覧ができます。逐次刊行物などもあり、登録費を支払ったメンバーが利用できます。
Centralno Odjeljenje - Biblioteka Sarajeva | Facebook
写真撮影ができないので、館内の様子がお伝え出来ず👆をご参考下さい。綺麗な写真が沢山あります。図書館、ミュージアムもこまめなSNSの発信が肝心ですね。
さて、
アメリカンコーナー(分館)
へ行きました。
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アメリカンコーナーは、市内図書館と米国大使館の共同プロジェクトです。2,000以上の英語タイトルの書籍を所有しているとのこと
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米国の日刊紙や雑誌(タイムズ、ニューヨーカー、ナショナルジオグラフィック、ヴォーグ)、アメリカのドキュメンタリーや古典的な映画の貴重なコレクションを所有しています。
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住所等が分かる身分証明書と電話番号の提出で作成してもらえます。
会員登録はアメリカンコーナーのみは無料。
3冊迄1ヶ月借りられます。
児童コーナーでは、就学前の子供を対象とした絵本や図鑑、児童文学等があり、読書クラブもあります。アメリカンコーナーが入る分館を訪れたときは読み聞かせをしていました。勿論、部外者は入れません。
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とても楽しい児童向けのプログラムが垣間見ることができます
ただし、日本の公共図書館の児童向け無料プログラムではなく、月に4000円程度支払う、かなり高価な情操教育のワークショップです。
もう1館分館に行ってみました。
この分館はゲーテ研究の書籍が設置されており、ドイツ語や文化の研究ができます。
ドイツ語コーナー(分館)
利用希望者は年間1500円程度の会費を支払います。
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こちらの司書はボスニア語のみ対応で恐縮されていました。
(いえ、私がボスニア語ができないからいけないのです)
BiH(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)はドイツやオーストリアへ就学、就業する国民が多く、また、国内にはドイツ語圏の企業の支店も多くあるので、ドイツ語はキーになるBiHでは言語です。
★公共図書館利用に際して<まとめ>
・会員のみしか利用できない。
・会員になるには、サラエヴォ市民である証明書の提示と、年間1000円程度の会費を支払う。紛失等で再発行を希望する際は300円程度の支払いが発生。
・15日(文学等)~30日程度借りることができ、小中学生の為にリストアップされた本は7日間。返却が遅れたら1日から延滞料金が発生する。汚損、紛失も弁償。
・1945年までの資料、逐次刊行物、アーカイブ資料の貸出しは不可。但し例外あり。
・分類はDDCがベースのようだが、分館では利用者に分かりやすく「フィクション」「伝記」等、小見出しが道しるべになっている。
・旧ユーゴの人たちが使う言語の図書館。
・開館時間は平日午前8時~午後6時。水曜は短縮時間。土日休館の分館が多。
全体的に図書館利用者は少ない印象です。
レジャーが少ない国なので、公共図書館利用者は多いかなと思っていましたが。。。
有料の割には魅力的なサービスに欠ける事も原因だと感じました。
次回は<オールド編>をお届けします!
お食事🍚情報
なんだかいつも大人気のレストランへランチに行きました
Klopa
レビューがものすごい高評価
ちなみに、ここの国はレビューの評価が何でも高い!
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サイコーなのは禁煙!
なので、外国人客が多いです。
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