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本日の読書

「アウトサイダー」スティーブン・キング(著)

いつものことだが大ボリューム。
上下2段組み350頁で上下2巻。
消費税いれると5000円近い。

ではあるのだけど、僕は下巻の中盤で挫折寸前です^^;
ここまで読んでおきながら!!

猟奇殺人(被害者は少年)の犯人として男性が捕まる。
あまりに残虐な犯罪だった為、見せしめのため
公衆の前面での逮捕劇。
しかし捕まえてはみたものの、彼には充分過ぎるほどの
アリバイがあった。

こんな感じで上巻は、普通の犯罪小説、警察小説といった
雰囲気ですすんでゆく。
「普通に面白いな」と読みすすめ下巻突入。
やはりキング!
普通じゃ終わらなかった。
いかにもキングっぽい流れになっていって
「もうお腹いっぱい」と思った。
ネタバレを避ける為、どうキングぽいのかは割愛するが
まぁ「オカルト」ということです。

アマゾンレビューは満点だし、ファンにとっては
たまらない一冊だと思うし、3/4も読んで断念するのは
もったいないが、僕の持論としてこういうのがある。
格言ぽく書くと「世の中には星の数ほどの面白本があり、
そして僕の残された人生は余りに短い」(笑)

という訳で次の本に移ります。

追記
その後、読了しました。
終盤ではアクションシーンがあり、それなりに
のめりこむことが出来た。
にしても作家の頭の中ってどうなってるのだろうと
つくづく思った。
蜘蛛の巣のように張り巡らされた事柄が
きちっと収束してゆくのがすごい。
伏線の回収とでもいうのかな。
やはり「上手い」と思ったけど、もうしばらく
キングはいいかな。
その饒舌過ぎる語り口が、しんどくなってきた。


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