本日の読書
「金環日食」阿部 暁子 (著)
まずは出版社による内容説明から。
知人の老女がひったくりに遭う瞬間を目にした大学生の春風は、
その場に居合わせた高校生の錬とともに咄嗟に犯人を追ったが、
間一髪で取り逃がす。犯人の落とし物に心当たりがあった春風は、
ひとりで犯人捜しをしようとするが、錬に押し切られて二日間だけの
探偵コンビを組むことに。かくして大学で犯人の正体を突き止め、
ここですべては終わるはずだったが――。
《本の雑誌》が選ぶ2020年度文庫ベスト10第1位『パラ・スター』の
著者が贈る、〈犯罪と私たち〉を描いた壮大なミステリ。
面白かった。
今回も、「作家の頭の中ってどうなってるのだろう」と
感嘆する内容ではあったが、小説の中の「恋愛要素」を
どう受け取るかで、読み手の印象は変わるだろう。
僕はそういうのが苦手なので、その点が減点要素となる。
あと、「ラブコメディ」「青春モノ」的な印象もあって
若干、「軽さ」を感じさせた。
にしても、練り込まれた物語、破綻のない構成はお見事!!
この作家さんの他の作品も読みたくなる本ではありました。
星☆☆☆★
今朝は、更に早い3時に起床。
こんな時間に起きてもすることない(笑)
結局、昨日は、病院に検査に行き、コロナ陰性ということが
わかり、その足で職場に向かった。
陰性か陽性かで、今後の(年末の)生活がガラッと
変わってします。
もちろん、自分だけでなく、家族、生徒さん達にもそれは及ぶ。
陰性で本当に良かったです。
これからも、十分に感染に留意しながら生活しよう。