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マネジメントは「チーム」を主語に。個人と組織を成長させる工夫
CARRACで前進し続ける社員にインタビューする「Progress Story」
職場の雰囲気や仕事のやりがい、苦労したことなど、働くなかで感じているリアルな声をお届けします。
氏名:植谷佳之
入社年:2022年(中途)
担当:営業職
面接時に問われた「これまでの人生」と「成し遂げたいこと」
―植谷さんの、普段の業務内容を教えてください。
営業チームのマネージャー、いわゆる課長レベルの役職を担っています。*
自分自身もフロント営業として案件を担当しながら、7人ほどいるメンバーを取りまとめ、業務の進捗確認やサポートを行うプレイングマネージャーです。 *2024年3月時点
マネージャーになる前は新卒のトレーナーやアシスタントマネージャーをしていたので、CARRACに入社してからはずっと育成に携わるポジションにいます。
―植谷さんは中途入社ですが、どのような経緯でカラックに転職したのでしょうか。
以前は事業会社で自社の広告運用やホームページの制作を担当していました。仕事をするうちに、特定の商材やサービスに限らず、幅広い領域のマーケティングや広告に携わりたいと思うようになり、広告代理店への転職を決意。面接時に感じた面接官の雰囲気の良さや社長の人柄に惹かれて入社しました。
―入社前、CARRACにはどのような印象を抱いていましたか?
面接時に私の人間性をすごく見てくれたので、懐の深い会社という印象でした。
中途採用である以上、面接ではスキルや経験についてももちろん聞かれましたが、それよりも私がどんな人生を送ってきたのか、これから何を成し遂げたいかなど、私という人間を知ろうとしてもらえたことが嬉しかったです。
入社して2年が経ったいまも、経営陣の考えや社内に広がるカルチャーなどで、懐の深い会社だと感じる場面は多いですね。
―CARRACの掲げるPhilosophyやValueのなかで、特に共感しているものがあれば教えてください。
Valueのうちのひとつ、「Act right(正道をいこう)」が好きです。
CARRACで扱っているアフィリエイト広告は、業界的にグレーなイメージを持たれてしまうこともあるのですが、CARRACでは常にクリーンでフェアな戦略を打ち出しています。
正道を歩みながら広告の効果を上げることに、自分自身も日々向き合っていますし、会社としてもいまもっとも大切にしているValueだと感じています。
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「どこに行っても誇れる仕事」をしてほしい。博報堂グループを活かした育成とは?
―若手社員の育成をするうえで、どんなことを意識していますか?
「今後、どこに行っても誇れる仕事をさせてあげよう」と決めています。
クライアントはネームバリューのある大手企業が多いですが、その案件をただ「担当した」という事実だけに留めてしまうと成長を感じられなくなってしまう。
ですから、メンバー自身が取り組んだチャレンジの成果を実感してもらえるよう、言語化して伝えるよう心がけています。
CARRACは博報堂グループという大きな組織に属しているので、せっかくなら多種多様な商材や、さまざまな規模の案件にふれてもらいたい。
そのために、新卒でも早いうちから多くの関係者と引き合わせるようにしています。
CARRACに入社したからには、できる限りいろいろな経験をさせてあげたいなと。
―マネージャーとしてチーム全体をまとめるときに、心がけていることはなんですか?
メンバーと話すときは、なるべく「チーム」を主語にするようにしています。ひとつのチームとはいえ、それぞれ担当している案件は異なるので、
場合によっては隣の席の人がどんなことをしているのか知らない、ということも起こりうる。
そうすると何か問題が起こったときに、孤独を感じてしまったり、煮詰まったりしてしまうこともあると思います。
そのため、メンバー個々人から成果を報告する機会、またマネージャーからメンバーの活躍や成果をチーム全体に共有する機会を設けたり、チームとしての方針や戦略を都度伝えたりしています。
また、業務外の話題や各々の価値観を話し合う時間も定期的にとっています。みんなが同じ方向を見て頑張れるような、まとまりのあるチームを目指したいんです。
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1回の成功で人は変化する。伴走することで実感したこと
―苦労したことや、壁にぶつかったエピソードはありますか?
大きなグループのなかで仕事をするので、CARRACと他4社ほどの代理店で広告の領域を分担する案件もあります。
そうなると、特に若いメンバーの場合、
「自分の領域の範囲内だけを単純にこなしていればよい」という、
ルーティーンワークのような思考になってしまうこともあって。
自分たちの担当領域以外でも、案件全体をよくしていくために考えを巡らせたり、意見したりする必要性を伝えていくのが大変でしたね。
私たちは営業である以上、クライアントのビジネスに寄り添って、本質的な課題を見極め、自分たちになにができるのかをつねに考える必要があると、時間をかけながら伝えることを心がけています。
―仕事のやりがいを感じる瞬間はどんなときですか? 具体的なエピソードがあれば教えてください。
メンバーが自分の殻を破って成長する場面に立ち会えたときが、一番うれしいです。チームのなかには、コミュニケーション部分に少し不安があったり、資料作成に苦戦したりしてしまうメンバーもいます。
そんななかでもクライアントにしっかりと、最後まで提案を届けることが大切です。
例えば以前、プレゼン力に不安があり、一人で提案をやりきったことのないメンバーがいました。あるときその社員がコンペに参加するチャンスを得たのですが、最初は提案の質もイマイチで、本人の自信のなさからプレゼンも心もとない印象でした。
そのあと僕も一緒に時間をかけて、説得力のあるプレゼン方法や納得してもらえる提案を何度も考え直したんです。その結果、本人も周りも納得のいく提案がかたちになり、無事にコンペも勝利。受注することができました。
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それ以降は本人も以前より主体的に提案することが増え、
「1回の成功体験で人はここまで変わるんだ」と実感しましたね。
私にとっても大きな経験でしたし、メンバーの成長が私自身の成長にも直結していると感じた出来事でした。
とことん助け合う会社。だからこそ、責任をもってやり遂げる
―植谷さんから見て、CARRACはどんな会社ですか?
入社前に感じていたとおり、他人を受け入れる懐の深さがある会社だと思っています。CARRACならではの柔らかい雰囲気や、相手を尊重する文化は、これからも大事にしていきたいです。
―これからCARRACに入社する人に、何を期待しますか?
自分の仕事に責任を持てる方に来ていただきたいです。
会社には、困ったことがあればお互いに手を差し伸べる文化が根づいています。だからこそ、助け、助けられながら切磋琢磨し、相乗効果を生み出していけるような人と一緒に仕事ができたらうれしいです。
あとは、自ら課題を見つけ出し、その解決方法を常に考えられる人。
私自身、いま所属している部署をより強固な組織にしていくために、課題と向き合っているところです。
これからさらにギアを上げて、よりよい組織づくりをしていける仲間を見つけていきたいですね。
同僚から見た植谷さんは?
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植谷さんとはもともと同じ営業チームでハードな案件をともにし、その後同じタイミングでマネージャーになりました。
二人で「会社やチームがこうできたらいいよね」と会話していたら4時間も経っていたこともあるほど、普段からリラックスして話し合えるありがたい存在です。
話していていつも思うのは、器用に見えて裏では泥臭く手を動かしていること、穏やかに見えてじつはものすごくパッションを持っていることです。
綺麗ごとではなく、自分のチームかどうかを問わずメンバー一人ひとりを大事にしており、メンバーの成長を心から喜んでいて、素敵だなと感じます。
ときには自信なさそうに弱音を吐くところを見ることもあります。それでも、いつも「チーム」や「会社」を主語にし、前を向いて取り組み続ける。そんな植谷さんこそが会社のなかでもっとも「懐の深い」一人だと思います。
※本記事は2024年3月時点の情報です。社員、部署情報など変わっている場合があります。
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